治安及び地方制度委員会 第39号
- 発言数
- 8 件
- 登壇者
- 3 名
- 会派数
- 2
- 開催日
- 1948/06/16
会議録
○坂東委員長 これより治安及び地方制度常任委員会を開会いたします。
○小暮委員 この場合に動議を提出いたします。当委員会は事情を考察いたしまして、理事一名を増員してはいかがかと思います。その人選は委員長に御一任したいと存じます。どうぞお諮りを願います。
○坂東委員長 ただいまの小暮君の動議は、理事一名増員でありますが、國会法には別に理事の数は限定してはおりません。從つてただいまの小暮君の動議の、理事一名増員に対して御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○坂東委員長 それでは理事一名を増員することに決定いたしました。大石ヨシエ君を理事に指名いたします。(拍手) なお、ここに緊急お諮りいたす事項があります。それは、昨日関係方面から電話がありまして、委員長は本日関係方面に参りまして、その打合わせ事項を聴いたのでございます。それは、この間議決しました地方自治法の改正案に関しまする委員会の修正案でありますが、そのうち第十二條と第七十四條、例の問題になりました條例改廃に関する請求権であります。この請求権の制度に関する点でありまするが、それは御承知の通り税金に関する件と、公安に関する件の二種類の請求権の制限がありまするが、関係方面の意見では、税金に関する件はその通りでよろしい。公安に関する件は除外とはせずに、もとの通りでよろしいということであります。なお詳しく申し上げまするならば、第十二條は、地方税分担金、使用料及び手数料の賦課徴収並びに地方公共の秩序の維持、住民及び滞在者の安全、健康及び福祉の保持に関するものを除くに改める、こういたしますと、こういうふうなことは、請求することができないのでありまするが、今申しました後段のことは請求することができるということでありまして、いわば権利の制限を緩和したわけであります。これは七十四條もそうでありまするが、そこでこの扱いにつきまして、先例があるのでありますが、これは再議に付しまして、今申しましたところの公安に関する件を除く、從つて修正は税金に関する件だけを請求権をなくするということにしたらというわけでございます。そういうことに打合わせはなつたのでありまするが、それに関しまして皆さんの御意見をお伺いするわけであります。なお、内容に関しまして質問がございますれば、詳しく申し上げます。
○千賀委員 ただいまの御発表に対しまして、早急でありまするから、民主自由党を代表した意見ということは、ここに申すことができませんが、ただ私個人としての意見を申し上げます。 この修正は、元來民衆のすでに獲得した権利を大幅に縮小する案でございまするから、大体案そのものに対しまして、非常に私どもは大きな疑いをもつておつたのでございます。しかしながらまた地方行政を進めていく上から、直接その衝に当つておる責任者たちの公聽会にひとしいような懇談会における意見を聽きましては、また考えさせられる筋合いもございますので、私は意見を附してこの問題は賛成をした次第でございまするが、ただいま委員長から発表になりました点は、それだけでも人民に與えられた権利がここに保有されるわけでございまするから、私は全幅的にただいまの案は賛成をしたいと思います。重ねて申しまするが、これは私の個人としての意見であります。
○坂東委員長 今の千賀君の御意見に御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○坂東委員長 それでは全会一致御異議ないものと認めます。 ちよつとお諮りいたしますが、今速記は、他の都合ですぐお帰りになるのですが、散会して、あとのことは協議、懇談にいたしたいと思いますが、いかがいたしますか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○坂東委員長 それではあとは懇談いたすことにして、これをもつて散会いたします。 午後一時五十八分散会