国土計画委員会 第15号
- 発言数
- 11 件
- 登壇者
- 3 名
- 会派数
- 3
- 開催日
- 1948/06/29
会議録
○中島委員長 これより会議を開きます。 本日は建設省設置法案に関する本委員会の態度を決定いたしたいと存じます。都合によりまして、これより懇談の形式にて議事を進めたいと存じますが、御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○中島委員長 御異議なしと認め、これより懇談にいります。 〔午前十時零分懇談に入る〕 〔午前十時二十三分懇談を終る〕
○中島委員長 これにて懇談を終ります。内海委員より発言を求められております。この際これを許します。
○内海委員 私より建設省設置法案に関する希望意見をこの際提出いたします。 建設省設置に関する希望意見 荒廃せる國土の復興と國家再建の基礎を築く現在わが國の建設行政機構を見るに、國道と重要河川、砂防工事及び戰災復興は、かつての内務省、現在の建設院に属し、港湾は運輸省、開拓、森林、砂防及び漁港は農林省、電力開発は商工省に属し、さらに上下水道と國立公園は厚生省と建設院が担当しているが、この際は、いずれも公共建設事業として総合的能率的かつ経済的に遂行さるべきものなるにもかかわらず、各省においてはほとんど何らの計画的統一なく遂行されいてることは、敗戰日本の破綻的経済事情と、國民の福利を無視して國費を濫費し、能率を低下し、その効果を減殺しているもので、日本復興の一大障害的制度と断定せざるを得ない。以上の観点から、單に看板の書替えをもつて糊塗せんとする貧弱なる建設省の設置法案に不満足の意を表するものである。 國家行政組織法と併行して、建設省本來の使命に立脚して、速やかに建設行政を一元化し、強力なる建設計画の総合化をはかるとともに、建設力の総合的運営により廣く公共建設を推進し、もつて國利民福の増進と経済再建の基盤造成に当り、民生安定と文化興隆に飛躍的計画を樹立すべき大建設省を設置すべきである。 以上意見を述べましたが、これを本委員会の決算委員会に対する意見とせられんことを望みます。
○中島委員長 お諮りいたします。ただいま内海委員より発言ありました御意見を、決算委員会に対する本委員会の希望意見と決するに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○中島委員長 御異議なしと認めまして、さよう決定することといたします。 次に昨二十八日福井、石川両縣に震災が起り、現在までの情報によりますると、その被害甚大なるものがあり、本委員会といたしましては早速現地に委員を派遣してその災害状況を調査いたさねばならぬと存ずるのでございます。つきましては衆議院規則第五十五條によりまして委員派遣について議長の承認を得たく存じますが御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○中島委員長 御異議なしと認め、さよう決します。なお、派遣委員及び期間等につきましてはいかがいたしませうか。
○宮村委員 派遣委員及び期間等の具体的なことは、委員長に御一任いたしたいと思います。
○中島委員長 ただいまの宮村委員の動機に御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○中島委員長 御異議なしと認め、それでは委員長に御一任願います。なお、その手続等に関しましても委員長に御一任願いたいと存じますが御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○中島委員長 御異議なしと認め、さよう取計らいます。 次会は公報をもつてお知らせ致します。本日はこれにて散会いたします。 午前十時二十九分散会