P政策ポータルPOLICY PORTALウォッチ
2回国会衆議院1948/06/04

国土計画委員会 第9号

発言数
4
登壇者
2
会派数
1
開催日
1948/06/04

会議録

中島茂喜民主党

○中島委員長 これより会議を開きます。  二十三年度の公共事業費の予算について、経済安定本部当局より説明を聽取いたします。雨森建設局次長。

雨森常夫総理廳技官

○雨森説明員 本年度の公共事業費の全体は四百二十五億という案が決定いたしましたので、それに至りますまでの間の経過をざつと申し上げますと、当初事務当局で案をきめておりましたのが、御承知の通り二百七十億でございました。二百七十億のうち二十億は今夏水害発生を考慮いたしまして、水害のための予備費として計上いたしておつたのでございます。それを物價改訂によりまして——二百五十億は物價改訂いたしますと、大体三百九十億ばかりになります。ラウンド・ナンバーで申しますが、それに予備金として残してございました二十億を加えて四百十億ということで一應の案がきまつたのでありますが、その後御承知の通り軍公利拂の処理につきまして十五億の財源を公共事業費に振向けることになりましたので、合計いたしまして四百二十五億に相なりました。四百二十五億のうち、内容を申し上げますと、大きくわけまして一般の建設予算と、災害復旧の予算とにわけます。一般の予算の方は三百十三億余でございます。災害の方が百十一億七千万円であります。百十一億七千万円のうちどういうふうにはいつているかと申しますと、河川関係におきまして六十九億九千万円、農業土木、すなわち耕地の災害復旧費といたしまして二十九億円、その他山林におきまして四億二千万円、水産におきまして二億三千万円、港湾関係におきまして四億、端数を切り捨てて申し上げております。その他学校施設、あるいは都市計画の費用、あるいは厚生施設、これらのものに昨年災害がございましたので、若干加わつておりますが、合計いたしまして先ほど申し上げました百十一億七千万円になります。  それで昨二十二年度の予算のわくの中で、災害がどれくらいにあつたかということを御参考までに申し上げますと、二十二年度の公共事業費の予算は百四十七億四千万円でありました。そのうち災害関係に入れましたのが五十一億七千万円、その差引きました残りは一般建設予算になつております。  それからこの災害復旧の百十一億七千万円の本年度の事業の中で、河川、農業その他にわけたのが今申し上げた通りでありますが、河川の中でそれらが二十二年度水害にはどれくらい要るか、あるいは過去の災害にはどれくらいまわすのかということは、今系数を整理いたしておりますので、その内訳はちよつと申し上げかねるのでありますが、大体のことを申しますと、河川関係におきまして、昭和二十年に至るまでに発生した水害は大体終つてしまいます。農業関係におきましては昭和十八年の水害が終りました。二十年以降のものが残ります。そのうちで大きいのは三十一年度の水害が大きいのであります。建設院の災害復旧費におきましても相当量が残ります。それは主として補助工事の方で、二十四年以降に持越されると思います。  以上非常に簡單でございますが、総体の概要を申し上げました。

中島茂喜民主党

○中島委員長 お諮りいたします。質問は懇談の形で行いたいと思いますが、御異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

中島茂喜民主党

○中島委員長 次会は追つて公報をもつてお知らせいたします。本日はこれにて散会いたします。     午前十一時十四分散会

国会会議録検索システムで原文を見る ↗