決算委員会国土計画委員会連合審査会 第1号
- 発言数
- 13 件
- 登壇者
- 7 名
- 会派数
- 5
- 開催日
- 1948/06/28
会議録
○松原委員長 これより決算委員会、國土計画委員会連合審査会を開会いたします。「建設省設置法案」を議題といたします。まず当局より提案理由の説明を求めます。
○一松國務大臣 昨年内務省の解体に伴い「建設院設置法案」が提出されまして、委員会の熱烈なる御審議を経、建設院が誕生いたしまして以來ここに半年余、今回「國家行政組織法案」の提出に伴いまして各省行政機構を改変すべく、各省設置法案の提出が予定されておりましたが、ある種の事情によりまして、止むなくこれら法案の中緊急を要する数法案のみの提出に止め、この際「建設省設置法案」を提出いたしたのでございます。今度建設院を省にしておくことは、將來再び各省設置法案を提出し、全面的な行政機構改革の際、理想的な建設省を設置するところの前提でございます。その内容につきましては、澁江官房長に説明いたさせます。
○澁江政府委員 内容的にはほとんど大した変革は見られませんが、根本的には建設院は從來内閣総理大臣の管理に属していましたものが、独立の建設大臣の管理に属する建設省となつた点でございます。
○松原委員長 これより質疑に入ります。
○守田委員 学校建築につきましては、当然建設省に入るべきであり、また砂防の内溪流の部分も建設省に入れるべきであると思います。若しただちに入れることができなければ、これは希望條件といたしますが、いかがでございますか。
○一松國務大臣 お質疑の点については、各省間においてそれぞれ異つた意見がございますので、今ただちに省に包含することは無理でありますが、しかし院議でさよう決定されれば、私どもといたしましては喜んでそれを受け入れるのでございます。
○的場委員 現在のところ一挙にして大建設省を設置するわけには行かないのでございますか。われわれは大建設省でなければ承服いたしかねます。
○一松國務大臣 今のところ一挙にして大建設省を設置することはできません。現在、現設院は総理廳の外局であり、総理の印を一々受けるために、非常に事務が澁滯いたしておるのでございますが、今度省となることによつて、建設行政を果敢に遂行することができるようになるのでございます。
○田中委員 昨年は内務省解体が十月一日以降にまたがつてはいけないので、至急建設院設置法案を通してもらいたい。來國会においては必ず大建設省を設置するということでございました。今回の「建設省設置法案」には、ぜひ商工省の電力、農林省の開拓、山林砂防、厚生省の予防局の上下水道、大藏省の常繕等を入れるべきであり、この際建設行政の一元化は絶対に必要でございます。この点いかがでございますか。
○一松國務大臣 他の各省設置法案を引込め、「建設省設置法案」を提出して、この際建設院を建設省にいたすことは一歩前進であると思います。さきほど申し上げました通り、各省との関係もありまして、今直ぐ理想の大建設省を設置いたすことはできかねます。
○松井委員 來春までに大建設省を設置する意志がありますかどうか、お尋ねいたします。
○一松國務大臣 なるべく速やかに大建設省を設置いたしたいと存じますが、御承知の通り政局多端な折でございますので、この際お約束はできません。
○松原委員長 決算委員会國土計画委員会連合審査会はこの程度で終了いたします。 本日はこれをもちまして散会いたします。 午後三時十七分散会