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第2回国会衆議院1948/06/29

決算委員会 第24号

発言数
25 件
登壇者
6 名
会派数
4
開催日
1948/06/29

会議録

松原一彦国民協同党

○松原委員長 これにより会議を開きます。  運輸省官制の一部を改正する法律案を議題といたします。政府の説明を求めます。木下政府委員。

木下榮国民協同党運輸政務次官

○木下政府委員 ただいまから、運輸省官制の一部を改正する法律案の提出理由について、御説明申し上げます。  このたび政府においては、國家行政組織法の施行が延期になりました関係から、この國家行政組織法の施行に伴う機構改革と切離して、緊急と認める國営自動車関係の事務を、陸運監理局より鉄道総局へ移管することにいたした次第であります。從來、地方にありましては、國有鉄道の経営と國営自動車の経営は、いずれも鉄道局において所掌しておりましたが、本省においては、自動車関係の事務は一括して陸運監理局で所掌しており、ただ自動車の関係というだけの理由で、現業事務である國営自動車の経営を、監督行政を扱う部局である陸運監理局に入れておくことは適当でなく、むしろ、國営自動車は業務運営上、國有鉄道と密接な関係があり、会計面においても、國有鉄道事業特別会計に属し、要員、資材、予算等すべて鉄道総局に負うておるのであり、この際これを同一箇所に集中して、國営自動車の経営を國有鉄道の経営と一体化することが緊急でありまして、また今後最も考慮を要する企業の独立採算制の観点からしても、同会計所属の鉄道総局に属させることが適当であると考えられるわけであります。事務の移管の伴い從來の陸運監理局國営自動車部を鉄道総局國営自動車局といたし、これが運営の万全を期したく存じます。  以上この法律案の改正によりまして、國営自動車の運営の合理化をはかると同時に、行政と企業の分離の一助といたしたいのであります。愼重御審議の上速やかに可決あらんことをお願いします。     —————————————

松原一彦国民協同党

○松原委員長 運輸省官制の改正案に対する質疑は次会にいたすこととし、次に造幣局官制の一部を改正する法律案を議題とし、大藏当局から提案理由の御説明を上います。荒木大藏政務次官。

荒木萬壽夫民主党大蔵政務次官

○荒木政府委員 ただいま議題となりました造幣局官制の一部を改正する法律案の提出理由を説明いたします。  戰時中金地金の配給業務は、日本銀行がこれを担当し、同行が金資金特別会計から讓り受けた金地金は慣行上これを日本金属株式会社へ一括讓渡し、同会社においてこれを小分け加工し実需者へ配給していたのであるが、終戰後、戰時中の統制機関は逐次閉鎖せられるところとなり、同社も閉鎖機関の指定を受け、昨年三月末その業務を停止されるに至つたのであります。そこで政府は、関係方面との交渉の結果、貴金属は、造幣局をして、これを直賣させることと決定し、諸般の準備を進めることとなつたもので、しかして準備の完了するまでは暫定的に日本銀行において、実需者に直賣せしめ、小分け加工等の技術的な業務は、造幣局が、これを援助することとしたのであつて、種々の專情によりそのままで今日に至つたのであります。從つて、この際既定法針通り、貴金属の配給業務の能率的な運営を行うため、小分け加工等につき、優秀な施設、経驗、陣容を有する造幣局に、貴金属の配給業務のすべてを実施せしめることが必要であると考えます。右提案理由の御説明であります。何とぞ速やかに御賛成あらんことをお願いします。

松原一彦国民協同党

○松原委員長 これより質疑を許します。木村君。

木村榮日本共産党

○木村委員 貴金属の配給について、現在までと改正後とではどの点が変ることとなるのですか。

荒木萬壽夫民主党大蔵政務次官

○荒木政府委員 戰時中、日本金属株式会社が配給していた時代は、非常に複雜だつたが、今回、戰時中の統制機関は、閉鎖機関の指定を受けることとなつて改められた。その結果、貴金属地金は造幣局の直賣もさせることと決定し、日銀を経由して再び送り、配給事務のすべてを実施するごとく今までよりも簡便になる予定であります。すなわち諸鉱物の試驗のみならず、同局の掌る事務の範囲を拡張して、貴金属の配給を能率的に行うのであつて、金地金の小分け加工技術も、優秀亨施設及び経驗を有する造幣局の陣容をもつて実施することに決定した次第であります。     —————————————

松原一彦国民協同党

○松原委員長 ただいま審議の改正法律案に対する質疑は、一應本日はこの程度に止めまして、次に、前会以來審議継続中の建設省設置法案は、昨日も國土計画委員と連合審査をいたしたわけでありますので、本日は討論採択に入りたいと存じますが、御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

松原一彦国民協同党

○松原委員長 御異議なしと認めます。これより建設省設置法案を議題とし討論に付しますが、本案につきまして中曽根委員より各派共同になる修正案が委員長の手許に提出されてあります。これについて説明を求めます。中曽根君。

中曽根康弘民主党

○中曽根委員 建設省設置法案について各党共同提案による修正案を御説明いたします。まずこれを読みます。

冨田照民主自由党

○冨田委員 建設院から建設省になつただけ、または旧内務省の土建関係だけではいけない。大建設省として、眞の國土計画を遂行する建設省として当るべきである。院の昇格という看板を書き替えた單なる土建業者の監督機関にしてはならない。人間の住みよい國土となるよう、また産業復興の面からも、また観光の面からも、國土の眞の建設のための建設省となるよう望んでやまない次第であります。

木村榮日本共産党

○木村委員 なお、中曽根君提出の修正案は、各派共同のもので、党派を起えて賛成いたします。所掌事務を整理して他省関係のもので、建設省機構に移管できるものは國会の決議をもつて速やかに移管するよう希望する。

松原一彦国民協同党

○松原委員長 これにも討論は終結いたしました。採決をいたします。ただいま中曽根委員より提案になりました修正案に御賛成の方は御起立願います。     〔賛成者起立〕

松原一彦国民協同党

○松原委員長 起立多数。修正案は可決されました。次に、修正案を除いた原案について採決いたします。御賛成の方は御起立願います。     〔賛成者起立〕

松原一彦国民協同党

○松原委員長 起立多数。よつて原案は可決されました。     —————————————

松原一彦国民協同党

○松原委員長 次に、水産廳設置法案を議題といたします。

中曽根康弘民主党

○中曽根委員 本案については討論を省略してただちに採決されんことを望みます。

松原一彦国民協同党

○松原委員長 お諮りいたします。ただいま中曽根委員より討論省略の動議があります。さよういたしまして御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

松原一彦国民協同党

○松原委員長 御異議なしと認めます。ではただちに水産廳設置法案について採決いたします。本案に御賛成の方は御起立願います。     〔総員起立〕

松原一彦国民協同党

○松原委員長 起立全員。本案は可決されました。これにて休憩いたします。     午前十一時八分休憩      ━━━━◇━━━━━     午後三時三十六分開議

松原一彦国民協同党

○松原委員長 休憩前に引続き会議を開きます。  行政管理廳設置法案を議題といたします。

中曽根康弘民主党

○中曽根委員 本案については討論を省略してただちに採決されんことを望みます。

松原一彦国民協同党

○松原委員長 お諮りいたします。ただいま中曽根委員より討論省略の動議が提出されました。さよういたしまして御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶものあり〕

松原一彦国民協同党

○松原委員長 御異議なしと認めます。本案は御賛成の方は御起立願います。     〔賛成者起立〕

松原一彦国民協同党

○松原委員長 起立多数。本案は原案通り可決されました。  本日はこれにて散会いたします。     午後三時三十七分散会

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