議院運営委員会 第56号
- 発言数
- 19 件
- 登壇者
- 5 名
- 会派数
- 3
- 開催日
- 1948/06/22
会議録
○淺沼委員長 これより議院運営委員会を開きます。 最初に國会法のことを議題に供します。事務総長から経過について御報告をお願いします。
○大池事務總長 國会法の改正は、昨日のこちらの仮決定をもちまして、本日関係方面に了解を求めに行つたのでありますが変りましたところは昨日御報告申し上げました通り、三十九條に内閣総理大臣、國務大臣、官房長官のほかに、その下に各省次官を入れまして——今度できます各省次官につきましては、議員が兼任できるという形に三十九條を修正をいたしたいという点と、行政調査委員会のほかに人事委員会を設けるか設けないかという御議論があつたのでありますが、一応これは行政調査及び人事委員会として、一本の中に入れておくという点と、各省の次官になり得る結果、当然行政組織法が来年の一月まで施行が遅れます関係で、その間はいま現にあります事務次官と各省次官とがダブつて参ります結果、附則のところで政務次官の臨時設置に関する法律に手をつけなければならないことになりまして、臨時設置に関する法律を次のように改正するという附則の中で改正をいたしまして、第三條というのは選挙法十條の関係でありますから、それはそのまま削除いたします。 それから第八條の、この法律の第一條というのは政務官を二人ずつ置く、それと第二條は任務を書いたものでありますが、この二箇條の規定は國家行政組織法の施行のときに効力を失うということになります。従つて第三項といたしまして第三十九條の改正の規定をいたしました、各省次官とありますのは、國家行政組織法が施行されるまで、ずつとそのまますぐ動き出せませんで、その間は政務次官と一時的に読みかえておき、その規定を入れておくことに仮決定を願いまして、これを持つてまいりましたところ、これでよろしいからなるべく早く通してもらいたいというお話でございますので、一応この仮決定がそのままオー・ケーがあつたということでございます。
○椎熊委員 今の新しい國家行政組織法の各省次官というものが施行されるまでは、そのまま政務次官と呼ぶということですね。
○大池事務總長 政務次官がそのまま存続するということです。来年の一月一日までは……。
○淺沼委員長 御意見ありませんか。——なければ本決定にすることに異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○淺沼委員長 さよう決定いたします。 それからこの報告は國家行政組織法が通過したらただちに本会議に報告する手続をとることにして異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○淺沼委員長 提案その他の関係は今までの慣例に基いてやることに異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○淺沼委員長 さよう決定いたします。 —————————————
○淺沼委員長 それから行政組織法関係の法律については、その後どうなつているか、一応次長から御説明願います。
○西澤事務次長 行政組織法の改正に伴いまして、ただいま出ております関係法律中、政府側においてこれを撤回し、または審議を継続してもらいたいとの両方の性質のものがあるのであります。撤回のものにつきましては、政府側において早急にその手続をとりたいといつておりますからその整理が済みました上で残余の法律案の付託委員会の決定をお願いいたしたいと考えております。なお建設省設置法案については、國家行政組織法が修正されましても、政府側においてはこのまま審議を継続してもらいたいという意向のようであります。
○淺沼委員長 いま次長からお話がございましたが、一応本委員会の決定としては、建設省設置法案については決算委員会でやるべきであるということを決定して議長に答申して、取扱いについては議長にお任せすることにして御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○淺沼委員長 さよう決定いたします。 —————————————
○淺沼委員長 次に先ほどの小委員会の起草の結果を御報告申し上げます。不当財産取引調査特別委員会の性格に関する決議案の案件に関しまして、小委員会におきましてはいろいろ協議いたしました結果、次のごとくきまりましたので御報告申し上げます。 一、不当財産取引調査特別委員会の構成員は、その特別の使命に鑑み、不偏不党、厳に良心に従つて委員会を超党派的に運営し、慎重且つ敏速に調査を徹底し、日本民主化と政界官界財界党の浄化に資すべきである。 二、委員の更迭は、衆議院規則に従いやむを得ない場合の外、各派の都合により、みだりに交替させない。 三、本委員会は、國民の信頼に応え、且つ委員会設置の本旨に測り、その使命の達成を期すべきである。 右決議する。 このうち第二項につきましては、次のような附帯がつきまして決定になりました。「各党は予備委員を定員の半数設置しておくこと。」「本件毎に委員を交替する弊を避けること」という二つの条件をつけて決定になつたわけであります。
○中野(四)委員 予備委員の氏名は明らかにしておくのか。だれでもかまわないのですか。
○淺沼委員長 そうです。氏名は明らかにしておく。
○中野(四)委員 不当財産の方でそういう前例ができると、これから各委員会においてもそういうことができる。
○淺沼委員長 常任委員会は衆議院規則に則つてやるわけであります。今中野さんのお話のことは常任委員会の運営についてお考え願うとして、当委員会に関する限りは、委員の更迭その他についてたまたま問題がおきたわけでありますから、その起きた事態について、こうすべきであるということを明らかにした方がいいということで決定したいと思いますが、御了承願いたいと思います。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○淺沼委員長 それでは以上の通り決定いたします。 この案の取扱いは不当財産取引調査特別委員会から、議長発議で提案してもらいたいたいということでありました。それが議長から当委員会に付託になりまして、当委員会はその内容について審議する建前で審議してまいつたのでありますが、これも不当財産取引調査特別委員会の議長に対する申出と同様に、われわれといたしましても、どこの委員会でだれがやるということよりも、議長発議が妥当だと思いますが、さよう御決定願うことに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○淺沼委員長 それではさよう決定いたします。以上御報告申し上げた次第であります。 本日はこれで散会いたします。 午後零時十分散会