議院運営委員会 第5号
- 発言数
- 20 件
- 登壇者
- 8 名
- 会派数
- 4
- 開催日
- 1948/01/27
会議録
○淺沼委員長 これより議院運営委員会を開きます。
○佐々木(更)委員 私は晩司法大臣の説明を聽かないで延ばす理由が、時間的な関係で祕密が漏洩するおそれがあるという観点から、今晩会議を延ばす以上は、あすは司法大臣の説明を聽いたならば、ただちに可否を決定して本会議へ移すということでなければ意味をなさない。もし明日中に決定されないならば、今晩延期することは、何の意味もなさないと思います。
○淺沼委員長 実は土曜日に問題になつたのを月曜日に延ばしたのは、月曜日中に案件の性質上解決をつけるという申合せで延ばしたわけですから、今日も延ばすについては、明日中に問題を解決するという申合せをして、散会することにしたらどうでしようか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○淺沼委員長 それではそういうことに決定いたします。
○田中健吉君 私は先ほど事務総長に会つて、國会の開会中に議員を逮捕する、あるいは釈放をするという場合の資料を集めてくれと要求した。その資料に基いて維この問題を愼重に審議すべきものであると思いますので、明日会議を開き、資料も集めた上、先般指摘しておつた司法大臣からの十項目にわたる答弁もあるでしよう。ですからこれは明日々々というようなせつかちなやり方でなしに……。
○淺沼委員長 委員会としての申合せは、先ほど申上げた通りですから、委員外の田中さんから、そういう発言があつたということで承つておきます。
○赤松(勇)委員 この際議長の御見解をお伺いしておきたい。それは事件の内容は今詳らかになつておりませんが、ともかくも檢察当局から被疑者として見られている原侑君が、院内外において、あたかも國会議員全体が原君と同じような行動があるかのごとき発言をしている。こういう点につきましても、私たちは別個の考をもつておりますが、これは國会の権威の上から申しましても、議長としてどのようにお考えになるか、ちよつとお尋ね申し上げます。
○工藤委員 それは私も賛成だ。三十何名もあるという大きな放送をする者もあるのだから……。
○松岡議長 その点については、そういう印象を受けるような話のあつたことをはなはだ遺憾に思いますが、しかし必ずしも議会人全体を思わすというほどにまで、それを考えることも、少しどうかと思います。たまたまそういうようにとられるような、それに近いようなことがあつたことは、はなはだ遺憾に思います。しかしこれはどうも、君の言うことははなはだ不穏当だといつて怒るわけにもいかない。事実がどうであるか、私ども何も知つていないのですから。穏当を可くとは思いますけれども、これに対して注意をするとか、警告を発するというほどのことでもなかろうと思つて聞き流しておるようなわけであります。
○工藤委員 告訴したのですか。
○赤松(勇)委員 しました。
○佐々木(更)委員 今の問題は告訴の問題と切り離して、原代議士が新聞で、金額においてこれくらいもらつた、こういうことはあたりまえだというような意味のことを言つておる。これはわれわれ國会議員を侮辱するものだ、権威を傷つけるものだ。こういうことが現在問題になつておる。それから昨日もここへ傍聽に來まして、大声でそういうことを言つておる。こういうことは、やはり國会の権威のために、何とかしなければならぬ問題だろうと思う。
○赤松(勇)委員 ただいま議長の御見解は、注意もしくは警告をするような意思はない、こういうように承りましたが、私の意見は留保しておきます。あらためて運営委員会で質問いたします。
○淺沼委員長 それでは本日はこの程度で散会いたしまして、明日はお互い責任をもつて十時に御参集願いたいと思います。なお特に大石さんにお願いいたしますが、今日延期いたしますのは、定足数に達しておりますけれども、由自党の出席が少いということで、委員として重大な問題でありますから、全員そろつたらいいという出席委員の老婆心から延ばすという形なのですから、ぜひ明日は御出席を願いたいと思います。
○大池事務総長 一言御報告いたします。辛日議院運営委員会に申の上げました連絡事務局臨時設置法案と賠償廳臨時設置法案を決算委員会に付託するか、外交委員会に付託するかという問題がありまして、原則的には決算委員会が当然だ、しかしそういうことは両委員長と議長のところで相談して議長一任ということに相なつておりましたので、早速両委員長と御懇談をいたしました結果、原則的には行政機構の改革案ということで、両案とも決算委員会に付託するという原則をそのまま了承されたわけであります。たまたま終戰連絡事務局の問題については、かつて外務委員会でこの問題が取上げられ、よそへ移管することの反対の御意見が大分強くて、いろいろ外務大臣と質疑應答が重ねられたそうであります。その際に外務大臣として、これは近く法案として御審議を願うことになつておるから、そのときに質問等を十分にしたいということで留保になつておつたような関係がありますので、連絡事務局設置法案だけは外務委員会の方へ都合できないかという話から、それならば從來の関係を重んじて外務委員会でやつてもらおう、原則は決算委員会だということで、賠償廳設置法案は決算委員会に付託いたし、連絡事務局設置法案のみは例外的に今回外務委員会に付託いたしたようなことに相なりました。そのことを御報告申し上げます。賠償廳の方は本日一日で可決になつたと聞いております。從つて明日の本会議にもかけ得る状態に相なつております。以上御報告を申し上げます。
○中野(四)委員 先ほどあしたの十時から開いて、そこで司法大臣の説明を聽いたら、ただちにここで決をとるということできまつたのですね。
○大池事務総長 必ずしもそうではありません。明日中にきめるということです。
○中野(四)委員 たとえば司法大臣から説明を聽いて、各党に帰つて相談をして処置をとることはよいのですね。
○大池事務総長 それと、説明を聽いて質疑が行われれば、公開した議場において討論を行つて問題の扱い方をきめる。しかし明日中に解決して、明日の本会議に報告したいということをきめたわけですから、その点御了承願います。
○淺沼委員長 それではこれで散会いたします。 午後六時四十二分散会