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2回国会衆議院1948/05/08

運輸及び交通委員会 第4号

発言数
19
登壇者
9
会派数
3
開催日
1948/05/08

会議録

川野芳滿国民協同党

○川野委員長 それでは会議を開きます。  日程の審議に入るに先だちましてちよつと、御挨拶をいたしたいと存じます。過ぐる六日の本会議におきまして不肖私が運輸交通の常任委員長に選任されたのであります。私みずから省みましてまことに浅学菲才、殊に運輸交通方面のことに関しましては、知識に乏しいのでございまするが、皆樣の御同情にすがりまして、この重責を全ういたさんと存ずるものであります。どうか皆樣におかれましては、今後特別なる御指導、御援助を賜わらんことを切望いたしまして、簡單でございまするが、御挨拶といたす次第でございます。  次に政務次官、次官、長官、局長の方々が今回お送りになつておりますがこの方々から挨拶をしたいとの申込みがございますので、これを許します。木下運輸政務次官。

木下榮国民協同党運輸政務次官

○木下政府委員 私今回はからずも運輸政務次官を拜命いたしました。委員長初め委員各位は、すでにみな御懇意に願つておる方々でありますから、非常に氣強く思つております。どうぞ將來一層の御支援と御協力をお願いいたし、御挨拶といたします。

川野芳滿国民協同党

○川野委員長 植竹運輸政務次官。

植竹春彦民主党運輸政務次官

○植竹政府委員 ただいま御紹介いただきました植竹でございます。参議院の方から政務官として今度参りましたわけでございまして、今まで参議院で運輸交通の委員をいたしておつたものであります。どうぞ何分御支援、御指導をお願いいたします。

川野芳滿国民協同党

○川野委員長 下山運輸次官。

下山定則運輸次官

○下山説明員 下山でございます。このたび東京鉄道局長から運輸次官に新任されまして、最近新しく就任いたしました。どうぞよろしくお願いいたします。

川野芳滿国民協同党

○川野委員長 大久保海上保安廳長官。

大久保武雄運輸事務官

○大久保政府委員 私大久保でございます。三月末まで船員局長をいたしておりまして、いろいろ法案に関しまして委員会のお世話になつておつたものでございます。三月から四月一ぱい不法入國船舶監視本部長を拜命しておりましたが、今回五月一日、海上保安廳長官を拜命いたしました。何とぞよろしくお願いいたします。

川野芳滿国民協同党

○川野委員長 小幡陸運監理局長。

小幡靖運輸事務官

○小幡政府委員 御紹介いただきました陸運監理局長小幡であります。四月末まで廣島の鉄道局長をいたしておりました。まだ就任日が浅うございますので、この重責を全うするを得るや非常に心配いたしておるのでありますが、さいわいに委員各位の御支援を得まして、何とかこの重責を果したいと思います。よろしく御支援願います。

川野芳滿国民協同党

○川野委員長 岡田海運局長。

岡田修一運輸事務官

○岡田(修)政府委員 私海運局の岡田でございます。神戸の海運管理部長から海運局長に新任いたしました。なお海運総局長官の秋山は目下出張しておりますので、今日出席いたしませんが、よろしくお願いいたします。

川野芳滿国民協同党

○川野委員長 次は原彪君より、当委員会の今後の運営について発言を求められておりますので、これを許します。原彪君。

原彪民主党

○原(彪)委員 川野君が委員長に御就任になつたことは、まことに闘祝にたえませんが、この際に今後のこの委員会の運営にあたつて、一言希望條項を申し述べることもむだではないと思いまして、申し述べたいと思うのであります。  一番先に申し上げたいことは、これは前の委員長を誹謗するわけではありませんが、私が重大関心をもつておりました海上保安廳の法案問題であります。これをなぜ衆議院のこの委員会にかけなかつたかという問題でありますが、参議院は参議院の運輸交通と治安及び地方制度委員会との合同審査会をやつております。しかるにわが運輸委員会は開かれずにしまつたわけでありまして、運輸省の中にある海上保安廳、しかも船舶に最も密接なる関係があるこの海上保安廳法案が、われわれの委員会にかからなかつたということは、私はまことに遺憾に思うのでありまして、かような場合に、もし今後こういうような問題が起きるということは、当委員会にとつてむしろその権威にもかかわることでありますので、さような問題が起きる場合に、委員長としても十分御留意くださいまして、委員会に諮られるように手落ちなくやつていただきたいと思うのであります。それが一つであります。  その次は、この委員会にりつぱな練達の士である專門委員がおられまして結論から申しますとこの專門委員を大いに活用していただくことを、委員長として十分留意していただきたいと思うのでございます。第一國会においてわれわれ委員全部の希望でありました鉄道会議廃止の問題につきまして、その立法のことを委員長に御依頼してあつたのでありますが、第一國会にはとうとうそれが、出なかつたのでございます。かように実際に依頼してあるものを、そのまま水に流すということのないように、きちんとやつていただきたいと思うことが私の希望條項でございます。  それからもう一つ希望條項を申し上げますと、運輸委員会は今まで一箇月以上も開かれなかつたのでありますが、それについては法律案が出てこないということもございましようが、第一國会の経驗からすると、会期が終り近いころになつてから請願書が出積いたしております。また法案も急いでかけ足で審議するのでは、十分は審議をなすことはできないと思うのであります。時間的に委員長はその間のことをよく勘案されまして、議事の運営に当られんことを切に希望いたすものでございます。賢明なる委員長であられますので、いまさら私が申し上げるまでもないと思いまするが、今までの経驗からしまして申し上げたいと、かように思うのでございます。

川野芳滿国民協同党

○川野委員長 原彪君の運営に関する御希望はごもつともな点ばかりであると考えますので、御注意の点は今復活用いたしたいと考えます。前田委員。

前田郁民主自由党

○前田郁委員 私も在野党の委員とし、また理事といたしまして、一言お願いの言葉を、申し上げておきたいと思います。今回川野氏が当委員会の委員長になられましたことは、まことに御同慶の至りにたえない次第であります。実は私も國協党からもし委員長が出るならば、川野氏を推してまいりたいということを考えもし、またほかの方にも申し上げて、いたような次第であります。私どもの希望のかないましたことは非常に愉快に思います。実は前委員長でありました方は、非常に公平無私な方でありまして、ほとんど超党派的の態度をもつて運営いたしてこられたのであります。とかく運輸省の問題は党勢拡張であるとか、いろいろな問題に絡むものもありますので、從來は党派の爭いが相当激しかつたのでありますが、新國会によりまして以來非常にそういう点がなくなりまして、お互しに党派的感情を離れてやつていただきましたので、非常に愉快に考えておる次第でございます。どうか新委員長も前委員長同樣に、党派的感情を去つて運営の衝に当られんことを希望いたす次第であります。  次に私どもの委員会において席を並べており、殊に私と隣り同士でありました木下君が。今回運輸政務次官になられましたことも、非常に私は欣快の至りにたえない次第であります。この際私は木下政務次官にお願いいたしたいことは、木下氏が委員に在職中は非常に業界のためにいろいろなことも主張され、また盡してこられたことは、私どもまことに敬服いたしておる次第でございます。しかし今回木下氏が政務次官になられましたために、非常に危惧の金を抱いておる者がたくさんあるのであります。これは事実であります。殊に省営バスというような問題は、ただいま地方民が非常に希望いたしておりまして、陳情等も相当あるのであります。木下さんが政務次官になれば、これはやらぬだろうというような聲がちまたに非常に高いのであります。なおまた木下氏は委員当時も、それが党勢拡張とかいろいろなことに使われたり、いろいろ選挙区関係で使われる問題が多いということよ——速記録を見れば明らかでありますけれども、木下氏はなかなかそういうことを政府当局につつこんでやられたような次第でありますが、私どもはまつたくそれと反対に、日本全國において省営バスでなければ、業者では困るような必要な箇所が相当あるのであります。どうか今回政務次官になられました以上は、國家的見地から、事実必要であればどこまでもやる、必要でないものは仕方がありませんが、そういう点において業者としての立場を離れて、ひとつやつていただきたいということを、私どもは衷心からお願いいたしたいのであります。なお業者の組合長なんかもしておられるわけでありまして、それの牽制も相当あると思いますが、國家のためにはすべての問題を捨てて、高所大所から善処くださらんことを、就任のこの場合におきまして特にお願い申し上げたいと考える次第であります。  それから次には、今回新任されました次官とか長官の方でございますが、私ども新國会に出まして以來一箇年間でありますか、その間に非常に更送がありまして、今回はほとんど全面更送になつたといつてもいいくらいな程度に、送つておられるのであります。そのために、どうも今まで私どもがお願いをし、話をしておいた、ことも中断される。殊に陸運監理局におきましては、局長も送れば、部長も送つたというような状態で、まつたく今までの連鎖が切れてしまつたというようなことでありまして、私どもはまことにその点遺憾に考えておるような、次第であります。それで私はいつも考えるのですが、もう役人というものは、局長になれば一年しか壽命がない。まず一年と覚悟しなければ恐らくやつていけない。それですから、今後は委員会その他で議決したものは、どしどし実行の面に移していただく。そうしないと、一年というと、すぐでありますから、何もかも話合いをする間に済んでしまう。こういうことでありまして、ほんとうに公僕としての仕事ができない。公僕といいましても、長官とか次官とか局長というお方は、これは役人の中の最高峰にあるわけでありまして、その活躍のいかんによりましては、非常に國家に影響を及ぼすわけでございますから、それど長く自分はその席にいるのだ、それだから万誤りなきを期して、通りのいいように行こう、こういう考えはこの際、てて、自分はこの地位には半年か一年しかいないのだから、この地位を與えられた以上は、國家のためにこれをやろう、そういう氣持で、今後運輸行政に関することについても、てきぱきと運んでいただきたい。こういうことを御就任にあたりまして特に私どもは申し上げたいのであります。  なおいろいろございますが、大体このようなことを申し上げまして、今回御榮任されたお祝の言葉を同時に、御希望を申し上げたいと考えます。

木下榮国民協同党運輸政務次官

○木下政府委員 ただいま前田委員からいろいろとお話がございましたが、私が役人になる前に省営自動車に反対しているから、役人になつたら多分省営なんかはやらないだろう、そういう危惧の念をもつておられる。まことにごもつとものお話でございますが、私は省営自動車というものに関する限り、野にあると、その局に当るとを問わず、同じ信念をもつております。私は全面的にこの省営自動車というものに反対したものではないのであります。民営で間に合うものはこれを助成して、十分それで間に合わしたらいい。民営ではどうしてもできない、しかも非常な必要があつて、地方民の要望のあるものは國営にしたらよろしい、こういう考えをいつももつております。でありますから、私がその局に当りましても、漫然と省営はいかぬとかいうようなことは決して申し上げません。ただたくさんの出先官憲、あるいは政治家の中に、場合によるとあまり必要でもない、また國が経営すべき性質でもない路線を、自分の力でやつてやる、あるいは出先官憲が地方民の希望のないのに、これに誘導するような言動は愼まなければいかぬということは、私は予算委員会の席上においても、また当委員会の席上においても強調しましたけれども、今申し上げました通り、民営で間に合うものは、民営でやつたらよろしい。どうしても必要があり、しかも民営でできないものは國営にしたらよろしい。この信念においては毫末も変つておりません。でありますから、私がその局に当つたからといつて、必要なものを國営でやつてはいかぬというようなことは、決してやらないつもりでありますから、その辺はよく御了承をお願いします。

川野芳滿国民協同党

○川野委員長 前田君から私に対しまして御希望がありましたので、お答え申し上げたいと存じます。  前委員長の正木君が、超党派的に当委員会の運営に当られたというお話を承つたわけであります。私も常に正木君が超党派的に当委員会の運営に当られたということを承つておりまして、正木君に対しては敬意を表しておつた次第であります。私におきましても、超党派的に当委員会を運営したい。こういう念においては、正木君と変りはないのであります。殊に昔の政党があまり政党意識に燃えましたために、あの政党の沒落を來しましたことは、これは私が申し上げるまでもないことであります。ゆえに政党が信用を得ます上におきましても、あまり政党的に爭うということはいかがと考えますので、私といたしましても、超党派的立場において、当委員会の運営に当りたいと考えておるわけであります。さよう御了承願いたいと存じます。  それではただいま大臣が見えましたので、日程に入りたいと思いますが、実は大臣からもざつくばらんに値上げ等についての御説明を願い、また各員からも忌憚なき御質疑等を願いたいと考えますので、一應この会を閉じて、懇談会の形式でやつたらと考えるわけでありますが、いかがでございますか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

川野芳滿国民協同党

○川野委員長 それではこれで委員会を閉じます。     午前十一時四十五分散会

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