予算委員会 第16号
- 発言数
- 15 件
- 登壇者
- 4 名
- 会派数
- 2
- 開催日
- 1947/11/07
会議録
○委員長(櫻内辰郎君) 只今より委員會を開會いたします。この際申し上げます。徴税機關の豫算調査に關する小委員を設くることにつきまして、議長に要求をいたしておつたのでありまするが、許可せられましたので、小委員會を直ちに開會することにいたしたいと存じます。さきに御指名申上げました小委員會の方々は至急にお集りを願いまして、委員長その他の人選をなさつて、この豫算調査に關する任務をお進めを願いたいと存じます。 それから昭和二十二年度追加豫算に關する公聽會開會の件でありまするが、過般も申上げましたように、衆議院においても二日間、參議院においても二日間開會いたしたいと存じます。その日取りを來る十一月二十一日と二十二日に開會をいたしたいと存じまするが、御異議はございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(櫻内辰郎君) それでは公聽會を開會する件についてそれぞれ手續をいたします。尚この公告によつて公述の申出のありました方々の中から何名に發言をして頂くかということの選定は委員長及び理事に御一任を願いたいと存じます次第でございます。御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(櫻内辰郎君) 御異議なしと認めます。それでは昭和二十二年度一般會計追加豫算補正第六號の審議に入ります。前囘に引續き質疑を行ないます。西郷吉之助君。
○西郷吉之助君 この臨時人事委員會のこの豫算は極めて少額でもあり、簡單な内譯でありますが、この際その中の一、二について御尋ねしたいと思います。その中でこの頂きました分の八頁にある役務費二十九萬四千餘圓というのがありますが、大體このうちでは金額の多い方でありますが、役務費というのはどうもよく分り兼ねますので、その内容を御説明願いたいと思います。次に交際費二十萬圓というのが計上せられておりますが、仄聞するところによればこの委員會は人數も極めて少ないのでありますが、又官公廳におきましては先般來何割かの經費の節減もするというような折柄、僅かあと五ケ月餘の短期間であるのに交際費が二十萬圓というのはその人員等から勘案いたしまして多少多いようにもとれますが、その點についてもこの際御説明を願いたいと思います。
○政府委員(前田克己君) 臨時人事委員會はすでに發足をいたしております。淺井委員長が政府委員になつておりますが、本日關係筋に出張をいたしておりますので、便宜行政調査部の方からお答えをいたします。只今御質問のありました第一の役務費というのはちよつと名前が變つておりますが、本豫算書の二十七頁にその内譯が出ております。大體これで御了承願えることと思います。 それから交際費についてお尋ねがありましたが、御承知の通り臨時人事委員會と申しますのは從來の行政調査部の公務員部と運營部の一部分がこちらに移りまして形成せられた役所でございますが、過去の實績等より勘案いたしましてやはりこの程度を必要と認められましたので、特に財政當局の了解も得ましてこの金額を計上した次第であります。
○委員長(櫻内辰郎君) 速記を止めて。 〔速記中止〕
○委員長(櫻内辰郎君) 速記を始めて。外に御質疑はございませんか。
○奥むめお君 交際費の方は、私も西郷さんと同じ疑問を持つておりましたのでございますが、印刷費なんかも後暫くのことで、隨分多いと思つてお聽きしたいと思つておりましたのでございますが、役務費の中にございますが、それは一緒に又御返事を頂きましても、非常に結構だと思うのでありますけれども、傭人費でございますが、これが計算によりますと、二人で一人を傭う勘定になつておるのでございますが、こんなに澤山お要りになるものかどうか。それから自動車購入費、これは二十五圓でございますけれども、幾臺お買いになる豫算になつておりますか、これを一つ。私この前のときも申上げたのですけれども、時局柄非常にこの財政の見透しの困難なときに、できるだけ切り詰めた豫算編成の苦心の跡を見せて頂きたいと思つて私は期待いたしました。又それなくしては國民に耐乏生活を強いる根據が薄弱になると思うのでございます。國民といたしましてはできる以上の苦しい生活の中におりますのでございますから、豫算の編成は特にその點をはつきりと見せて頂きたい。一割減らすようにしておるというこの前の御返答でございましたけれども、私どもしろうとの目で考えましても、どうも一割以上三割くらい、この人件費の方で削るのでなくて、その事務費の方で三割ぐらいは削つて、そうしていろいろ廻すことができるような感じを受けるのでございます。そのぐらいに示して下さると國民も納得が行くのじやないかしら。殊に税收入が非常に見透しがないように、むずかしいように屡々聞いておりますのでございますが、若し税收入がむずかしい場合に、いろいろな豫算關係でこれからお金が放出されますことは、この面からインフレを助長することが非常に大きいと私は心配しておるのでございます。この二つの點、傭人給が非常に多過ぎるということと、自動車は幾臺をお買いになる豫定でございますか。それから印刷費が多過ぎないか、人數の割合に又出版するばかりの仕事といたしまして……。
○政府委員(前田克己君) お答えをいたします。このお尋ねのありました中、傭人給にはこの内譯はここに示してありませんが、總理廳では仕部と呼んでありますが、普通いわれております守衛であります。それから給仕、小使、婦除夫と、それから製本手、自動車運轉手等の費用でありまして、大體この程度のものを必要とするように考えております。それから自動車購入費はこの豫算では二臺を買う豫定にいたしております。ただ尚實情を申上げますると、現在ではいろいろ燃料の關係なんかありまして、小さいダツトサンを三臺買うことにいたそうかと考えております。ではそれ多分この經費より幾分少くて濟むと思います。それから印刷製本費でございますが、これは行政調査部も、或いはこの役所も非常に厖大な書類を取り扱うのでありまして、普通の役所よりも一層この經費を必要とするのであります。多くの調査をいたしますこと、それから特に今後國家公務員法以外に、これに關連いたしました現業官廳の職員法とか。或いは教員、外交官等に關する特別の規定も出しますので、そういう書類を作る仕事が非常に多い。そうすると現在こういう紙の經費、或いは一部分これは專門の謄寫板や、或いは印刷屋に出す費用もこれから支出されますが、可なりそういう經費も單價が上つておりますので、どうしてもこのくらいの金額を要するように思います。尚全般的に經費の緊縮を圖らなければならないという仰につきましては、全くその通りいたさなければならんことと考えておるのでありまして、或いは大藏省の政府委員からも御答辯があると思います。豫算の執行に當ります私どもといたしましては、嚴重に不急の經費を支出いたさないようにいたしまして、御趣旨に副いたいと思つております。
○委員長(櫻内辰郎君) 他に御質疑はございませんか、別に御發言もないようでありますから、直ちに討論に移ることに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(櫻内辰郎君) 御異議ないと認め、討論に入ります。討論は贊否を先にお述べになりましてお願いいたしたいと存じます。別に御發言もないようでありますから、討論終結したものと認めて、採決いたすことに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(櫻内辰郎君) 御異議ないと認め採決いたします。昭和二十二年度一般會計豫算補正(第六號)案を、原案通り可決することに贊成のお方の御起立を願います。 〔総員起立〕
○委員長(櫻内辰郎君) 全會一致と認めます、仍つて本案は可決と決定いたしました。尚本會議における委員長の口頭報告は豫め多数意見者の承認を經なければならんことになつておりますが、これは委員長において本案の内容、委員會における質疑應答竝びに討論の要旨、及び表決の結果を報告することとし、御承認を願うことに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(櫻内辰郎君) 御異議ないと認めます。これより委員長が議院に提出する報告書に、多数意見者の御署名を願います。 〔多数意見者署名〕
○委員長(櫻内辰郎君) 御署名漏れはございませんか。なしと認めます。これにて委員會は散會いたします。 午後二時五十四散會 出席者は左の通り。 委員長 櫻内 辰郎君 理事 木村禧八郎君 西川 昌夫君 西郷吉之助君 村上 義一君 委員 大野 幸一君 岡田 宗司君 木下 源吾君 波多野 鼎君 原 虎一君 村尾 重雄君 石坂 豊一君 左藤 義詮君 寺尾 豊君 伊東 隆治君 大島 定吉君 小畑 哲夫君 江熊 哲翁君 岡部 常君 岡本 愛祐君 奥 むめお君 川上 嘉市君 河野 正夫君 島村 軍次君 高田 寛君 服部 教一君 渡邊 甚吉君 川上 嘉君 藤田 芳雄君 政府委員 總理廳事務官 (行政調査部總 務部長) 前田 克己君