国土計画委員会 第16号
- 発言数
- 8 件
- 登壇者
- 2 名
- 会派数
- 1
- 開催日
- 1947/12/06
会議録
○委員長(赤木正雄君) これから委員會を開きます。都會地轉入抑制緊急措置令を改正する法律案、この法律案の内容その他に關しては、過日の委員會において、政府當局より十分御説明を聴きました。又いろいろ質疑がありましたが、尚加えて御質問なさる方はありませんか……ちよつとこの際私からお尋ねいたしますが、廣島、呉の兩市は、明年から轉入抑制解除の法律案が閣議で決定されるようだが、兩方の市は、未だ食糧、住宅の需給が完全でないから、引續き繼續して轉入を抑制して欲しい、こういう請願が來ておりますが、この法律と關係しますが、政府はこれに對してどういうふうに考えておりますか。
○政府委員(岩沢忠恭君) お答えいたします。廣島、呉の兩市を除外いたしましたのは、提案理由の際にも御説明いたしましたように、この法案は、憲法二十二條で保障されておる自由權を多少限定する強い制限を伴うものでありまして、地域的にも、期間的にも、でき得る限りこういう強制法を避けたいという趣旨から、現在の二十三都市の抑制都市の抑生都市を、今囘は九つ外して、十四都市にしました。その都市も、市街地が連續して、特に抑制の必要なる京濱地區とか、或いは京阪地區及び北九州地區に限定したのであります。 又廣島、呉兩市におきまする實情を申上げますと、今年の三日から九月までにおける人口に流入程度は、大體月平均廣島市が二千六百人で、呉は逆に月に六十人ぐらいの減少になつておりまして、それぞれ轉入許容率は六〇%から七〇%になつておるのであります。その他食糧、住宅等の事情は、よその都市に比べて、必らずしもよいとは言いませんけれども、放任することによつて多少の弊害は考えるのでありますが、荒廢地があると同時に、大きな都市が他の地域程集中してもおらず、現在の人口増加状況では、憲法上の自由の制限をする程の必要はないように考えたので、やはり呉と廣島は、外の九都市並みに今囘は取扱つて、自由に轉入ができるような措置をとつた次第であります。
○委員長(赤木正雄君) 別に質疑ありませんか……それでは次に討論に入ります。この法律案に對して別に贊否その他に對しての討論はありませんか……。なければ、これから採決に入ります。都會地轉入抑制緊急措置令を改正する法律案、これを政府の提出通り採決することに御異存ありませんか。
○委員長(赤木正雄君) 全員贊成と認めます。 尚審査報告書には多數意見者の署名を附することになつておりますが、その他要領書の作成は、委員長に御一任下さることに御異議ありませんか。
○委員長(赤木正雄君) 訂正いたします。先に政府提案そのままと申しましたが、附則の一部を衆議院の修正通りに訂正したいと思います。その點は、『建設院設置法の一部を次のように改正する。第四條第八號中「都會地轉入抑制緊急措置令」を「都會地轉入抑制法」に改める。』これを除く點であります。別に御異議ありませんか。
○委員長(赤木正雄君) それではその通り決定いたします。
○委員長(赤木正雄君) 次に過日の水害地の出張の報告を委員長から本會議に出すことになつております。原口委員から出張の御報告がありますから、大體これによりまして、私の方で纒めて出すことに御異議ありませんか。
○委員長(赤木正雄君) それではさようにいたします。これでこの委員會を散會いたします。 午後一時四十七分散會 委員長 赤木 正雄君 理事 原口忠次郎君 島津 忠彦君 委員 岩崎正三郎君 島田 千壽君 堀内 到君 平沼彌太郎君 安部 定君 大山 安君 高田 寛君 國井 淳一君 政府委員 内務事務官 (國土局長) 岩沢 忠恭君