運輸及び交通委員会 第23号
- 発言数
- 8 件
- 登壇者
- 2 名
- 会派数
- 2
- 開催日
- 1947/12/01
会議録
○理事(小野哲君) 只今から委員會を開會いたします。本日は船員法戰時特例を廢止する法律案及び造船事業法を廢止する法律案を議題に供します。の兩法案につきましては豫備審査においてもすでに質疑が行われまして、今囘正式に付託を受けたのでありますが、別に御質疑もございませんでしたら、直ちに討論に入りたいと思いますが、御異議ございませんか。
○理事(小野哲君) それでは討論に入ります。別に御發言もございませんので、この兩法律案に關する採決をいたしたいと思います。御贊成の諸君の御起立を願います。
○理事(小野哲君) 全會一致可決すべきものと決定いたしました。尚本會議における委員長の口頭報告の内容は本院規則第百四條によつて、豫め多數意見者の承認を得なければならんことに相成つておりますが、これは委員長において、この法案の内容、本委員會における質疑應答の要旨、討論の要旨及び表決の結果を報告することとして御承認を願うことに御異議ございませんか。
○理事(小野哲君) 御異議ないと認めます。 それから本院規則第七十二條によりまして、委員長が議院に提出する報告書につき多數意見者の署名を附することに相成つておりますので、本案を可とされました方々は順次御署名を願います。
○理事(小野哲君) 御署名漏れはございませんか、ないと認めます。この際請願及び陳情に關する小委員會の報告を小泉小委員長からお願いいたしたいと思います。
○小泉秀吉君 鐵道の電化に關する請願、陳情を取纒め請願第四十二號外九件、陳情第四十五號外四件の小委員會における審議の經過及び結果を御報告いたします。各請願、陳情につきましては、紹介議員の熱心な説明と政府の詳細な説明とがありましたが、委細は請願書、陳情書その他の關係文書を御覧願うこととし、ここでは簡單に御報告いたします。 先ず政府に鐵道電化の根本方針を訊しました處、鐵道電化は石炭の節約經常費の節減、輸送力の増強に多大の效法があるから極力實施を進めてゆきたい。特に輸送量の多い線區とか、勾配の多い區間であるとか、大都市近郊の旅客輸送の行詰つてゐる區間を優先的に取上げる方針である。しかし一方電化工事は多大の豫算と資材を要するから、これらの事情と睨み合せの上、順次實施に移してゆくつもりであるという説明でありました。 先ず請願第百四十二號、常磐線松戸、平兩驛間電化促進に關する請願、同じく第百十六四號及び第百八十八號、常磐線松戸、我孫子兩驛間電化工事實施に關する請願でありますが、審議の結果は東京附近の特に旅客輸送の混雑している區問でありますので、なるべく速やかに電化を圖る必要ありとし、これを内閣に送付するを要するものと全員一致議決いたしました。 次に、請願第百七十三號及び第四百十號、肥薩線電化に關する請願は審議の結果、勾配の多い重要線區であるからなるべく速やかに電化を圖る必要ありとし、これを内閣に送付するを要するものと全員一致議決いたしました。 次に、請願第二百七十八號、省線電車を小田原まで延長することに關する請願、同じく第百十二號、第三百十一號及び陳情第四百六十七號、東海道沼津、濱松間電化促進に關する件は、何れも東海道線一部の電化又は電車化の問題でありまして、審議の結果はこれらの線區は最も輸送量の多い線區であり、旅客輸送も極めて混雑しているから速やかに願意に添う必要ありとし、これを内閣に送付することに全員一致議決いたしました。 次に、請願第三百八十七號、土讚線電化に關する請願でありますが、審議の結果は本區間は重要な線區であり、且つ極めて勾配の多い線區であるから、なるべく速やかに電化を圖る必要があるとし、これを内閣に送付を要するものと全員一致議決いたしました。 次に、陳情第四十五號、高崎、熊ケ谷間に電化工事を實施することに關する陳情は、請願第三十六號と全く同一趣旨でありますので、同じく内閣に送付を要するものと議決いたしました。 次に、陳情第二百一號、信越線高崎、横川間電化工事を實施することに關する陳情でありますが、本區間は重要區間で、しかも勾配の極めて多い區間でありますので、なるべく速やかに電化を圖ることが必要であるとし、これを内閣に送付を要するものと全員一致議決いたしました。 次に、陳情第九十九號、東北線宇都宮、大宮間、日光線宇都宮、日光間及び兩毛線小山、高崎間の電化實現に關する陳情でありますが、審議の結果はこれらの線區は東京附近の特に旅客輸送の混雑する區間であるから、豫算及び資材の事情とも睨み合せ順次電化を圖ることが適當であるとし、全員一致これを内閣に送付することと議決いたしました。 引續いて、鐵道の建設その他の請願、陳情につきまして小委員會審議の經過及び結果を御報告いたします。 各請願、陳情につきましては紹介議員の熱心な説明と政府の詳細な説明とがありましたが、委細は請願書、陳情書その他の關係文書を御覧願うこととし、ここでは同種の請願、陳情を取纏め簡單に御報告いたします。 先ず鐵道建設に關する請願、陳情に對しましては、政府より鐵道建設の現状及び今後に處する原則的方針の説明がありました。それに依りますと鐵道の建設は、豫算と資材の點から強い制約を受けているから、現在著手している建設線でも、早急に工事を完成させることはなかなか困難である。又國有鐵道としては、將來の建設につては採算という觀念からも充分考慮して實施を計畫するつもりであるということでありまして、小委員會としてもこれを了とした次第であります。 次に、請願第百八號、五條驛、新宮市間の鐵道速成に關する請願、同じく第二百九十八號、靜岡縣磐田郡二俟町、佐久間村間に鐵道を敷設することに關する請願、同じく第三百二十六號、大糸線全通促進に關する請願、同じく第三百五十三號、濱原、十日市兩驛間に鐵道を敷設することに關する請願、同じく第三百七十三號、栃木縣今市、福島縣田島兩町間に鐵道を敷設することに關する請願は、何れも重要な豫定線でありまして、その沿線は人口も、物資も鹽かな路線でありますので、審議の結果、豫算及び資材の許す限り速やかに願意に添うよう内閣に送付を要するものと全員一致議決いたしました。 次に、請願第百八十九號、膽振國富内、十勝清水間鐵道敷設促進に關する請願につきましては、審議の結果本路線は重要な豫定線である。しかし分岐點は政府において研究調査中であるから、十勝、清水と決めることはできない。單に添富内線の工事を豫算及び資材の許す限り、速やかに建設することとして、これを内閣に送付するものと全員一致議決いたしました。 次に、請願第二百九十六號、直江津、六日町兩驛間に鐵道を敷設することに關する請願は、沿線に頸城泊田があり、又米の産地であるということ、又請願第三百一號油津漁港鐵道線敷設に關する請願は、油津港が重要な港湾であり、木材、海産物の有力な集散地であることから、豫算及び資材の許す限り速やかに願意に添うよう内閣に送付を要するものと全員一致議決いたしました。 次に、鐵道線路又は驛舎の復舊に關する請願でありますが、請願第百八十四號、札沼線中の徴收區間復元に關する請願、同じく第二百六號、大牟田驛復興に關する請願、同じく第三百八十三號、百棚鐵道線復舊に關する請願に對し、政府よりこれらの復舊工事については鋭意努力中であるとの趣旨の説明があり、審議の結果全員一致内閣に送付を要するものと議決いたしました。 次に、請願第二百三十九號、東北本線磐城西郷信號所を貨客取扱驛とすることに關する請願は、將來重要な鐵道分岐點となる理由で、内閣に送付を要するものと全員一致議決いたしました。以上御報告いたします。
○理事(小野哲君) 小委員長の報告通りで、御異議ございませんか。
○理事(小野哲君) 御異議ないものと認めます。小委員長報告通り、本委員會において可決することにいたします。 本日はこれにて散會いたします。 午後二時四分散會 出席者は左の通り。 理事 小野 哲君 委員 内村 清次君 小泉 秀吉君 若木 勝藏君 淺岡 信夫君 大隅 憲二君 高橋 啓君 飯田精太郎君 尾崎 行輝君 新谷寅三郎君 早川 愼一君 北條 秀一君 村上 義一君 政府委員 運輸政務次官 田中源三郎君 運輸事務官 (海運總局船員 局長) 大久保武雄君 運輸事務官 (運輸管理局 長) 郷野 基秀君