P政策ポータルPOLICY PORTALウォッチ
1回国会衆議院1947/07/05

治安及び地方制度委員会 第2号

発言数
7
登壇者
3
会派数
3
開催日
1947/07/05

会議録

坂東幸太郎民主党

○坂東委員長 開會いたします。ただいままで警視總監の門叶宗雄君並びに内務、警保局長久山秀雄君から、最近の治安状況に關する状況報告を聽取いたしました。この前に配つておきました五大都市特別市制に關する小委員の指名は委員長に任せるとのことでありましたから、ここに指名いたします。但し本日は六名の指名で、あとの一名は兩三日後にいたします。  五大都市特別市制調査小委員    門司  亮君  坂口 主税君    中垣 國男君  川橋豊治郎君    中島 守利君  外崎千代吉君の六名を指名いたします。なおこの小委員の範圍でありますが、これは數囘にわたつた審議の模様では、大體におきまして各委員の傾向は、建設的に、つまり五大都市の特別市制を實現したいという希望でありましたから、その意味におきまして、七人の小委員諸君は來る十五日までに大體材料の蒐集と、また立法の形式とその輪郭だけを御報告願いまして、それから十五日以後くらいにこの委員會におきまして、できることならば起草を進めたい、そういう考えをもつておるわけであります。以上御報告申し上げます。なおこの際何か御意見がありましたならばお伺いいたします。

門司亮日本社会党

○門司委員 はなはだ失禮ですが、五大都市の特別市制の問題は、本日お手もとに差上げました參考書を御覧を願いますことによつて、大體沿革その他はおわかりだろうと思います。この問題がわが國に起りましたのは、この沿革の中にはまだ明記してございませんが、大體大正年代からと書いてあります。これは私どもの調査によりますと、大正十三年の三月九日だと記憶しておりますが、大阪において諸般の會合がありましたときに、そういう問題が出てまいりました。それからいろいろ議論が行われまして、二十數年間かかつておりまして、その間昭和四年の一月の議會に政府案として提出されましてから、今日まで五囘にわたつて政府案として提出を見ておるのであります。そうしてその五囘にわたつております間、衆議院は通過いたしておるのでございますが、當時の貴族院において、審議未了あるいは否決の運命に遭つておりまして、今日まで相當長く論議いたされておる問題でございます。さらに最近におきましては、九十議會において大村内務大臣が特別五大都市の——その間に東京都の一應の獨立をみたのでありますが、その際にも大村内務大臣は、五大都市の特別市制ということは十分考慮する、考えなければならないという御意見がありまして、越えて前議會におきましては、地方自治制が改正いたされまするときに、その附帶決議といたしまして、五大都市を特別市に指定する法律案を次の議會に提出することという、衆議院の附帶決議がなされておるのであります。その際の植原内務大臣の意見等におきましても、當然特別市制として施行すべきであるという御意見が織込まれておるのでございますが、それらにつきましては後ほど本日お手もとに差上げました參考資料によつて、よく御調査を願いたいと思うのであります。さらに先ほど委員長さんからお話がありました通り、殘存地域に對しまする人口あるいは面積、財政というような諸般の問題に對しましては、これもまたこの書類の中に明記しております。ただ人口の點は最近における政府の發表せる數字であります、從いまして昭和二十一年の二月二十三日の國勢調査による表でありますので、現在とは相當大きな開きをもつていると思いますが、さよう御承知おきを願いたいと考えている次第でございます。以上申し上げまして、大體この問題の沿革だけを、はなはだ僭越ではございましたが申し上げておきたいと思う次第でございます。

中島守利日本自由党

○中島(守)委員 五大都市に關する資料は内務省に相當にあると思います。過去の地方制度調査會でも、その點からも五大都市に對してはずいぶん資料を集めたのでありますから、これをどうか委員長から急速に内務省の方に要求して、この委員會なり小委員會に提出するように願いたいと思うのであります。

坂東幸太郎民主党

○坂東委員長 承知しました。御相談しますが、今ちよつと休憩しまして、小委員の中の委員長なり主任なりをきめてもらつてはいかがですか。

中島守利日本自由党

○中島(守)委員 まだ委員全部の指名が委員長からないようでありますから、全部の指名がすんでからその相談をした方がよいと思います。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

坂東幸太郎民主党

○坂東委員長 それではそうします。ちよつと速記をやめて……。     〔速記中止〕

坂東幸太郎民主党

○坂東委員長 それでは本日はこれをもつて散會いたします。     午前十一時五十七分散會

国会会議録検索システムで原文を見る ↗