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第1回国会衆議院1947/11/17

議院運営委員会 第44号

発言数
19 件
登壇者
4 名
会派数
3
開催日
1947/11/17

会議録

淺沼稻次郎日本社会党

○淺沼委員長 これより會議を開きます。  過日來問題になつておりました議員滯在手當に關する法律案竝びに事務補助員及び議員の通信費に關する法律案、これらの件については、本日午後一時から參議院議長應接間で兩院の懇談會を開くことに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

淺沼稻次郎日本社会党

○淺沼委員長 御異議がなければさよう決定いたしまして、取扱いは出席者各黨一名ということにきめたいと思います。     —————————————

淺沼稻次郎日本社会党

○淺沼委員長 それから國會法の一部を改正する法律案、これはどういう取扱いにしましようか。

大池眞事務總長

○大池事務總長 この前試案として差上げてある案文を、私ども讀んでみて、何のことだかわからない點が非常に多いのでございます。私の方も大體法制部等と打合せをして、法文的なものに直したいと思つておりますから、ここに書いてあります點で、從來私どもの方で考えておらなかつた點、そういうことだけでもきめていただかないと法文もつくれないので、百六條の二から七までのうち、どの點とどの點だけよくないかをきめていただけば、たいへん結構だと思います。

小澤佐重喜日本自由党

○小澤(佐)委員 違う點だけの要項でも出してもらつて審議すれば、あとは法文の體裁だけになると思う。

淺沼稻次郎日本社会党

○淺沼委員長 速記を止めて懇談にします。    〔速記中止〕

淺沼稻次郎日本社会党

○淺沼委員長 速記を始めて……。國會法の一部を改正する法律案、これは假稱となつておるわけですが、この案件については、今小澤君が指摘されたように、この委員會において從前つくりました證人宣誓に關する法律案について、一應のとりまとめができているわけですが、新たに出た修正案と、われわれのつくつた案との間の差異を、事務局の方で明日までにつくつていただいて、明日交渉會終了後、審議を進めることに異議ありませんか。

林百郎日本共産党

○林(百)委員 私も、けさ讀ましていただいたのですが、問題はやはり國會法の一部を改正するという方針でいく點と、前は民事訴訟法でしたか刑事訴訟法の準用という形式をとるという點、書類提出に對する義務を新たに課したという點、こういう點は、この方針でいくということにしてやつていかないと、これを崩すとまた問題になると思います。

大池眞事務總長

○大池事務總長 一條から五條までこしらえましたものに、この中のものを一應とりこめばこういう法案になるというものをつくつておいてやりましようか。

淺沼稻次郎日本社会党

○淺沼委員長 國會法の一部改正の問題も、關係筋との折衝の結果、どつちにするかということについては、明日また協議を願つて結構です。

林百郎日本共産党

○林(百)委員 私氣のついたことですが、起訴權を國會に附與しておるようであるが、この點も法制部の方で一應檢討してもらつて……。

淺沼稻次郎日本社会党

○淺沼委員長 起訴という言葉は、必ずしも妥當でないということです。この間議論しているうちに、それも妥當な言葉でない、法律的にはかえられなければならぬ言葉だということを言つておりました。

林百郎日本共産党

○林(百)委員 そういう點を頭に入れて、法制部の方で檢討してもらいたい。

淺沼稻次郎日本社会党

○淺沼委員長 それでよろしゆうございますか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

大池眞事務總長

○大池事務總長 きようの議院運營委員會として、一應皆さんにお聽取りおきを願いたいことがございます。實は速記の方の省略方を御懇談申し上げたいという點であります。御承知の通り、本院の速記者の現状からいたしまして、一日に速記を引受ける數として、七つの委員會を引受けてやつておりましたが、議會がこのように長期にわたりましたことは、その例を見ないことでありますので、食生活その他の理由から、最近では漸次疲勞の度を加えてきている状態であります。もちろんこれはひとり速記者ばかりではございませんで、委員課の者や渉外課の者をはじめ、一般職員についても、まつたく同樣でありますけれども、今週からは特に豫算の分科も始まりますし、會期末で議案等の殺到することも考えられますので、一層忙しくなることを考えなければなりません。そこではなはだ申し上げ兼ねることではありますが、各委員會で速記を附する場合をできるだけ制限していただきたいことをお願い申し上げる次第であります。參議院の方では最近小委員會には速記を附さないことになつたように承つておりますし、まだ一日の速記の引受數も本院に比べて著しく少いように承つております。本院としては、もちろん參議院と事情も多少違つておりますから、これを同樣にしていただきたいと申すのではございませんけれども、ただいまのところ委員會の打合會には速記を用いておりませんし、また法案の審議には當然速記は必要でありますし、小委員會といつても、どうしても速記を必要とするものとありましよう。しかし實は小委員會はしばしば開かれておつて、全部速記を附しておりますから、できるだけ打合會とか、あるいは懇談會のような形にできるものはしていだいて、それによつて運營していただければ大變好都合だと考えます。また法案をとつておらないで、付託された調査事項をもつている場合は、できるだけただいま申し上げました打合會なり、懇談會の形式でやつていただいて、どうしても記録に留めおきたいというような場合に限つて速記をつけていただくように、特段のおはからいをお願いできれば、今後の能率のためにたいへんいいと考えます。もし以上の趣旨がこの運營委員會で御了承が得られましたならば、その旨を各委員長に懇願いたしたいと思つているわけであります。

林百郎日本共産党

○林(百)委員 具體的の方法は、どういうふうにそれをやつていくのですか。

大池眞事務總長

○大池事務總長 具體的にどうするかということは、ここできめるのは困難がありますので、その方針だけを、この運營委員會としてやむを得ないというように御了承願えれば、各常任委員長の會議でもう一度懇願申し上げるか、あるいは文書にしたためて、こういうような方針でお進め願いたいということを申し上げて、具體的なことは委員長と打合せを願う、こう思つております。

淺沼稻次郎日本社会党

○淺沼委員長 必要によれば、委員長會義を開いてもらうということにしようではありませんか。そうすると速記の件に關しては、今事務總長の報告をこの委員會として了承するに異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

淺沼稻次郎日本社会党

○淺沼委員長 さよう決定いたします。  今日はこの程度で散會いたします。    午前十一時五十一分散會

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