外務委員会 第18号
- 発言数
- 47 件
- 登壇者
- 10 名
- 会派数
- 4
- 開催日
- 1947/11/20
会議録
○安東委員長 ただいまより會議を開きます。 本日は請願を審査いたしますが、紹介議員竝びに審査の都合上日程の順序を多少変更いたしますから、さよう御了承を願います。 日程第二、元青島居留民の立替金を返還その他に關する請願。文書表番號六三三號を審査いたします。紹介議員がお見えになりませんから、専門調査員をしてこれを朗読いたさせます。
○佐藤専門調査員 請願の要旨を朗読いたします。請願要旨 終戦當時在中國青島居留民から同地駐在總領事に立替へた資金(概算連銀四億餘)を政府に於て至急返還するか又は之に代はる妥當なる措置を講ずる様御配慮あらんことを懇請致します。理由 終戦直後青島に到着した米軍側と我總領事館との間に終戦處理に關する諸般の折衝が行はれ色々困難な事態が展開致しましたが、其の最も大きな問題は開戦當初青島居住連合國人を維縣収容所に収容して置いたのを終戦と同時に解放し、青島の舊住宅に復歸せしむることで是れが總領事館の最も大きな負担であつた。 なぜとなれば開戦後外人の住宅は改造又は模様替へせられ或は備付けの家具台所用具等が姿を消したのを元通りに修理補充することは大事業であり、其の完成迄外人を高級ホテルに居住せしむる費用をも含めると二、三億圓にも達する計算で、總領事館として到底耐え得ざる經費であつた。右に付總領事館伊藤領事は總領事館から外務省に經費支出方要求したが、外務省から送金不可能であるから現地に於て可然措弁せよとの返事が外務大臣名で到着したとのことで、伊關、伊藤兩領事は民團幹部に對し維縣収容外人の青島復歸に要する經費として居留民の首肯する條件の下に醵出方勧誘せられ度いとの申出でがあり、條件としては如何なる形式で總領事館が受け入れても、該當額は内地に於て最優先的且最有利な方法で必ず責任を以て返還を實行することを確約するとのことでありました 仍て居留民側では時局拾収の特別委員會を中心に總領事館當局と連絡を取りつつ居留民に呼掛けた、之に對し四萬の全居留民は期せずして警戒した。 即ち(一)いつ如何なる状態で歸國出來るか(二)歸國出來るとしても二、三年後になるかも知れない(三)そうすれば二、三年間の生活費を現札で準備して置かなければならぬとの考へで、總領事館當局の懇請も實現中々困難であつた。だが總領事館が連合軍の要求を容れない場合の結果を思うとき居留民は難きをしのび政府に御用立てしなければならぬ心情に触れ、漸次應募の状態に好転し其の提供總額は大體四億圓(連銀券)に達したのであります。敍上の實情でありますから、昨年歸國以來再三再四政府當局に對し本件立替金の返還乃至は之れに代はるべき融資方法に付陳情致しました。 之に對し政府當局は此の立替え金は在外資産の一部であるから在外資産に關する連合國の意向が決定するまで手をつけることは出來ないと固執し、或は結局持ち歸り得ざる剰余金を態よく内地に送金受領せんとするものであるとか、又は居留民で喰いつぶしたものであるとか非難し、實情に即して解決せんとする誠意ある態度に出なかつたことは甚だ心外である。 他の地方の事はいざ知らず青島に關する限り政府當局の難を救はんとする義侠心から醵出したものであり、此の醵出金も總領事館に於て解放外人の處置其他終戦處理上必要缺くべからざる公費として使用したものであり、政府當局が云う處の態のよい内地送金弁法であるとか、居留民の生活に費つたとか云うことは青島に關する限り絶対にないことは伊關、伊藤兩領事が一番よく御存知の事とのことであります。 更に又在外資産云々の一段に到つては此の立替え金は他の在外預金とか其他の在外資産とは性質を異にするものであり、此の點に付ては連合國側に對する當局の説明が充分でなかつた憾が深いのは否めない車實と信じます。 當連盟役員は終戦當時現地有力者として一般居留民に對し此の總領事館立替金の勧誘に當つた責任上極めて苦しき立場にあることはさて措き、引揚者の生活窮迫の今日政府に於て此の總領事館借上金の整理を軽々に放棄し置くことは政府當局に對する居留民の信頼心を根底から覆し其の及ぼす影響は憂慮に堪えないものがあるのであります。就きましては貴院に於て政府に對し本件善處方に付適切なる御處置を執られます様に請願申上げる次第でございます。
○安東委員長 次に日程第一〇、在外公館借入金等の處理に關する請願、これは同種類のものでありますから、同様に専門調査員をして朗読いたさせます。 〔佐藤専門調査員朗読〕 請願趣意書 終戦後に於ける外地難民救濟及居留民引揚の為に要したる經費竝びに在外公館の經費等は其の性質上行政費に属すべきものにして此等經費支弁の為一般民間より借上げたる資金の返還が國庫の負擔に歸すべき事は當然である。然るに今日に至る迄此の點に關する責任が明確にせられて居ないので此等資金關係者の間に多大の不安がある。依て政府は速に其の責任の歸属を明にすると共に引揚者の窮迫せる現状に鑑み出來得る限り速に其の返還方策を講ぜられたい。
○安東委員長 次に日程第四、朝鮮における日本人會借入の同胞救濟資金返還の請願、これも同様に専門調査員をして朗読いたさせます。 〔佐藤専門調査員朗読〕 終戦後朝鮮に於ては、各地日本人會が政府の代行機關として、在留邦人から資金を借入れ、同胞の救濟と本國への送還とに當り、會の責任者は何れも一身を犠牲にして千辛萬苦の末、漸くその仕事を終えたのであります。 此の仕事は本來政府機關の仕事であり、従つてその費用は當然政府の負擔すべきものであります。而してこの資金の借入れは、別記の如く萬止むを得ない情勢に立至つて行はれたものであり、且つ各會の責任者は後日政府に於て、返還せらるる事を確信して行われたものであります。又此の借入資金は歸還者が、外地に於て接収されたり或は残して來た所謂在外資財とは、全くその性質を異にするものと謂わねばなりません。 借入資金の總額は七千四百七十九萬圓であります。 然るに各會の責任者は歸還後借入先から、恰も資金を騙取したかの如く罵られ、返還を迫られ、苦境に立つて居ります。 政府は道義確立の見地から、眞剣に此の問題を考究せられ、早急に解決を計られ度いと思います。 茲に兩名は各地日本人會の責任者として、別記の通り各地の概況を具し、貴議員諸賢の達識に訴え、此の問題の解決に明断を賜り度く請願する次第であります。昭和二十二年九月二十二日田中 武雄古市 進
○安東委員長 以上三件に關して政府委員の御意見を聽取いたしたいと思います。大野管理局長。
○大野(勝巳)政府委員 ただいま三件の請願の御趣旨を承つた次第でございますが、最初の請願六三三號は、青島の居留民が連合國人を舊住宅に歸還せしめ、ないしはその家屋なり、調度なりを調達するために當時の在青島日本總領事館に差上げた金ということに相なつております。この點に關しましては全般の三つの問題に通ずる性質がございますので、それは後ほど政府當局としての意見を申し上げたいと思いまするが、この六三三號に關しましては、解放された連合國人を舊住宅に歸還せしめ、ないしはそれに附随する經費問題に關しまして、當時の總領事館の責任者が實際どの程度の措置をいたしておつたかということにつきましては、實は外務省としてはまだつまびらかにいたしておりません。また解放された連合國人に對するこういう措置が、どういう根拠に基いてなされておつたかということにつきましても、さらに外務省といたしましては正確な資料に基きまして調査を要すると考えております。 それから請願の九六八號でありますが、これは一般に在外公館の借入金の處理に關する問題に相なつております。 それから最後の朝鮮における同様の性質のものについてでございますが、最後の朝鮮の問題につきましては、純然たる外國における居留民の緊急援助ないしは在外救濟という、そういう性質に大體準じて取扱つてよかろうというふうに考えております。法制上から申しますと朝鮮における問題と、満洲とか中華民國における在留民の緊急措置のための經費の問題とは、多少取扱いを異にする面があると思います。しかしながら外務當局といたしましては、朝鮮における問題をも同性質のものは外國における問題に準じまして、大體同様のケースと見て、一括處理いたしておる次第でございます。 そこでこの三者に共通の問題が實はあるのでございます。それは申しあげるまでもなく、終戦後政府といたしましては、外國にある公館において當該地域における日本人の引揚げに至りまするまでの期間、あるいは集結、あるいは集結してまいりました在留邦人の生活の維持、また引揚船に無事に乗せてその仕事が終るまでの間、在外公館ないしは在外公館のなかつたところにおきましては、公認された在留民會あるいは居留民會というものが在外公館の指揮に従つてその措置に當つたのであります。しかしながら終戦直後の混乱時でもありましたので、十分に指令が末端まで到達してなかつたこともあつたのであります。また本國からはこれらの在外公館に對しまして、行政費として金を送るということが當時不可能であつたのであります。従つて現地におきまして、この緊急の事態に直面して課された大きな責任をはたすためには、こういう手段をとるのやむなかつたという事情は、これは十分にわかる次第でもありまするし、われわれもまたこの問題に關連された方々が、そういう大きな責任に直面いたしまして、最善の處置をとつてこられたというふうに考えておりまして、その意味におきましては、實は感謝の念をもつておる次第でございます。しかしながら外國で戦後において金銭を處理し、しかもその決濟が日本においてなさるべき性質の契約であるといつた場合に關しましては、申し上げるまでもなく在外資産取扱いという大きな原則とにらみ合わして考えなければならない次第でありまして、単純なる金銭の貸借契約というふうに扱うことはできないことは申し上げるまでもございません。しかしながら先ほど申し上げましたように、危機に直面して、その裁量によつて最善を盡してこられたということにつきましては、私どもは、これはそういう性質に鑑みまして、何とかしてその契約に忠實なる處理をいたしたい。かように考えまして、外務當局といたしましては、この問題を一括いたしまして、従來あらゆる努力を實は盡しておるつもりでございます。ただいま六三三號の中には、これは關係方面に趣旨が徹底しておらぬ憾みがあるというふうな言葉があつたように聽きましたが、その點に關しましては、實は御安心願つて結構だと思うのであります。本件の性質に關しましては、十分に關係方面等にお話してございますし、またお願いする點につきましてはお願いしてございます。しかしながら在外資産をどういうふうに扱うかという大きな問題と關連しておりまして、在外財産は一齊に終戦と同時に凍結されておる次第でございまするから、これを本邦におきまして、この約束の文字通りにそのままお返しするということになりますと、在外財産の凍結令というものの一大除外例を認めるということになるのであります。この點に關しましては、ただいまのところ早急に問題が進展いたさないような状況にある次第でございます。この點をひとつ御了承願いたいと思うのであります。しかしながら政府といたしましては、この災害救助のための措置としてとられた行政的な性質をもつたものであるという點につきましては同感であります。 なお六三三號の中でちよつと申し上げましたように、むろん個々のケースにつきましては、はたしてそれが的確にそれに該當するかどうかということは、これはずつと引続き調査をいたしておりまして、これは厳重に調査した上で取上ぐべきものは取上げるという行き方を實はいたしておるのでありましす。ただいまのところ政府といたしましては、この問題が在外財産の凍結という一大鉄則の前に、容易ならぬことでは早急に解決がつかないという段階にあるのであります。しかしながらこの問題の性質に鑑みまして、今後とも政府當局といたしましてはでき得る限りの努力を盡しまして、この問題の解決上最も有効適切なる措置をとつてまいりたいと思つております。また現にそういう態度でもつて仕事をしている次第でございます。以上簡単でございますが、御説明といたします。
○安東委員長 御質問はございませんか。——別に御質問もないものと認めます。本請願は採択するに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○安東委員長 本請願はこれを採択の上内閣に送付いたしたいと存じますから、これについても御異議はございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○安東委員長 異議なきものと認めます。 —————————————
○安東委員長 次に日程第三、在外同胞引揚促進の請願、吉川久衛君紹介、第八三八號。日程第五、在外同胞引揚促進の請願外二十件、岡村利右衞門君外一名紹介、第九五一號。日程第七、在外同胞引揚促進の請願、今村忠助君外一名紹介、第九五三號。日程第一一、在外同胞引揚促進の請願、山口六郎次君紹介、第九八五號。これはいずれも同一趣旨の請願でございますから、一括して審査いたしたいと存じます。紹介議員吉川久衛君より御説明を聴取いたします。
○吉川久衛君 私から簡単に趣旨を御説明申し上げます。去る九月長野縣上伊那郡伊那町の山寺區の福澤區長以下五百九十七名が在外同胞引揚促進に關する請願にまいりまして、山寺區だけでも二十七名の安否のわからない未復員者がある、全國には相當な数があるのではないかと思う。これらの人たちはほんとうに國を思つて、そして年取つた兩親や妻子と別れてはるばる海外に出られたので、終戦後二年に余るのでありますが、未だ祖國に歸ることができない、祖國でその家族が非常に心配をして待つているのであるけれども、いつ歸していただけるのか見透しもつかないようなわけで、まことに心配でならない、どうか國會ではこの問題に眞剣に御配慮を願いたい、そしてこれらの人たちを一日も早く復員させていただいて、困難なる日本の再建のために協力させていただきたい、こういう陳情でございました。格別のお取計いをお願いいたします。
○安東委員長 紹介議員今村忠助君、別に御説明はございませんか。
○今村忠助君 右述べられた請願の趣旨と同じであります。よろしくお取計い願います。
○安東委員長 紹介議員山口六郎次君、別に御説明はございませんか。
○山口六郎次君 吉川議員と同様の趣旨の請願であります。然るべくお取計い願います。
○安東委員長 以上の諸件について政府委員の御説明を聴取いたしたいと思います。
○大野(勝巳)政府委員 ただいまの請願の趣旨に關しましては、篤と了承いたしました。この際最近における引揚げの問題に關しまして政府の、と申しますか、われわれ事務當局の見解をここで延べさせていただきたいと思います。なお引揚げを要すべき地域における最近の残留者の状況等に關しましても、御要望がございまするならば、この機會において御報告申し上げるのが適當と考えております。實は引揚げの問題に關しましては、十月二十九日に、對日理事會におきまして、シーボルト議長とその他の連合國の代表との間に交されました一連の應酬に關して申し上げることが、非常に必要であると思うのであります。何となれば、引揚げの問題は、對日理事會におきましても、過去において三囘正式に取上げられておるのでありますが、前二囘におきましては、最後の、すなわち十月二十九日の對日理事會におけるがごとき突込んだ議論は實はなかつたのであります。しかるに十月二十九日の理事會におきましては、非常に率直な意見の交換ないしは審議が行われましたので、この點に關しましては、引揚問題を考える者にとりましては、この對日理事會における論議というものを看過することができないのであります。その意味におきまして、十月二十九日の對日理事會における審議の状況というものを中心にいたしまして、われわれの見解をここで述べておきたいと思います。十月二十九日の對日理事會におきまして、シーボルト議長から、引揚問題の全貌、殊にソ連地區引揚げの問題に關しまして詳細に報告せられたのであります。これによりまして日本國民の聴かんと欲するところが非常に明瞭になつたのでありまして、この意味におきましては引揚問題の前途は一層の明るさを見出したということができると思うのであります。引揚促進に關しましては、國民の切望を具現した多数の陳情、ないしは國會におきましても誓願の御採択があり、また各種の決議の御採択が實はあつたのでありますが、國民の要望というか、懇請というか、そういう熱望というものが今度の對日理事會におきまして取上げられたということを意味するのでありまして、この點におきましては、われわれその事務に當つておる者といたしましては、はなはだ喜ばしく感ぜられた次第でありまして、この點は、従來國會におかれまして、この問題に非常な關心をおもちになられたということが、如實に實は効果を現したのじやないかというふうに考えておる次第でございます。そこで、對日理事會の議事中におきまして、日本政府及び日本國民にとりまして最も重要なことは、連合國の最高司令官の意向として、五箇月以内にソ連邦地區からの引揚げを完了する用意があるという趣旨の意向がシーボルト議長によつて明らかにされたことであるのであります。この點につきましては、これは國會の議員各位におかれても御同様と思うのでありますが、われわれは、速やかに關係國間に合意が成立して、そうして引揚げが促進されることを切望してやまないのでありまして、日本の國民はこの成行きに關しまして至大の關心を払つて注視しているということが言えると思うのであります。大體この引揚げの問題に關して、いろいろな問題が理事會において討議されたのでありますが、おもなる問題につきまして私どもの見解を申し上げておきたいと思いまするが、今囘の對日理事會におけるシーボルト議長の報告、及びこれに続く應答によりまして、引揚げに關する事態というものが明白になつたと同時に、連合國最高司令官が、日本國民及び政府の要望にこたえられまして、いかによく盡力しておられるかということもまた非常に明瞭になつた次第であります。すなわち、昨年の十二月十九日の引揚げに關する連合國總司令部とソヴイエト代表との間の協定が成立いたしました際には、總司令部といたしましては、毎月三十六萬人ずつの引揚げを行うのに十分な船舶を提供する用意があるということを提案されたことが明らかにされておるのであります。その際ソ連側の課した制限のために、結局は一箇月五萬人ずつということを目途にするという協定にならざるを得なかつた次第でありまして、この點は一部國民の間には一種の誤解があつたように見えるのであります。それは、わが方において受入れ態勢に關するある種の困難があるとか、あるいは船舶の提供について困難があるためにソ連領からの引揚げがうまく進まないのだというような誤解が一部にあつたように思うのでありますが、このシーボルト議長の詳細なる報告によりまして、それが単なる誤解に過ぎないということが非常にはつきりしてまいつた次第であります。この點も、引揚問題を考えます際に、非常にはつきりした要素が出てきておるということが言えると思うのであります。また受入れ態勢に關しましては、もとより政府はできる限りの準備を進めておりまして、引揚者数が増大した場合の受入れ能力が不足するがゆえに、現在以上の引揚促進が不可能であるというようなおそれは實は存在しないということも、はつきりしてきておるのであります。これは過日衆議院の本會議でありましたか、厚生大臣からもその點は詳細に具體的に明確な意思表示があつたと思つております。實は本年六月以降の時期をとつて見ますと、大分五萬人という数を下まわつておりまして、最近におきましては三萬人台というふうな状態がここ二、三箇月続いておりますので、私どもははなはだ心配いたしておつたのであります。いわゆる五萬人引揚協定というものがかくては實行ができないのじやないかということに關しまして、多大の關心を抱いておりまして、かねて総司令部に對しましてその事情の開明方を懇請中であつたのでありますが、しかしながら今度の十月二十九日の對日理事會における審議によりまして、この點は、ソヴイエト側としましては、今までの平均をとつて見て大體五萬人になつていればそれでよろしいというふうな見解をもつておるということも實は明らかになつたのであります。従つてこれは最小限度毎月五萬人という目途ではないという見解をソヴイエト側でとつているという事實が實は明らかになつたのであります。しかしながらもし五萬人なるものの解釈の問題に關しましても、特殊事情がない限り、近く毎月實際に少くとも五萬人が引揚げ得るような措置がソヴイエト側によつてとられませんと、今までの各月の平均五萬人という数をも實は割つてくるというふうな實情に相なつておる次第であります。本年一月からの累計をとつて見ますと、あるいは十萬人になんなんとする月もあつたかと思うのであります。また七、八萬の月もあつたのでありますが、最近は三萬人台というような月が続いております。従つてここ数箇月の将来をとつて見ますと、これは月平均五萬人という数も維持できなくなるようなことになりそうなのでありますが、しかしながら、ソヴイエト側の代表の申されるところによりますと、月五萬人は維持しているという言明だつたのでありまして、その意味におきましては、今後数箇月間におきまして月々の引揚数が五萬人よりも上るということが實は考えられます。それによつて通算いたしまして初めて平均月五萬人ということに相なると思うのであります。われわれは、ここ数箇月におきまして、月五萬人の平均数を維持するためにも、ソヴイエト側の官憲によりまして相當の数の歸還者が歸つてくるようになることを、實は切に期待しておるような状況にあるのであります。 次にソ連領地區残存いたしておりますところの未復員者、あるいは未引揚者の現状がどのようになつておるか、消息いかんという點であります。これも再々國民の熱望としてぜひ承知いたしたという陳情もまいつておりますし、また當國會におきましても、しばしばそういうことが政府に對して要請されたのであります。この點につきましても、われわれといたしましては、關係方面に對しましていろいろな手段によりまして懇請を続けてまいつてきております。この通信を圓滑にするということは、申すまでもなく關係御家族の方々の最大の關心事であるべきはずでありますので、この點につきましては、今度の十月二十九日の對日理事會におきましても、シーボルト議長から取上げられております。この點につきましても、私どもは今後の成行きにつきまして、至大の關心を集めて注意いたしている次第でございます。何とかその實現が早まるようにということで、今後とも必要な措置は私どもといたしましては最大の努力を続けてまいりたいと考えている次第であります。 なお引揚者の更生援護のためには、今後とも政府は困窮者無差別待遇の方針によりまして、できる限りの措置をとつていく所存であるのでありますが、これには戦災者がおりますし、その他水害に遭つた方もおりますし、それに引揚げてこられた方というものをやはり彼此勘案いたしまして考えていかなければならないわけでありまして、特にあるカテゴリーに属する人を他のカテゴリーに属する人に比べまして非常に優先的にフエバーを與えるということはただいまのところできかねるような状況になつております。もちろんわれわれといたしましては、この引揚げられる方々の經濟更生であるとか、あるいは生活改善であるとかいう面につきましては、非常に特別の關心をもつべきであるのでありますが、その點につきましては困窮者をあまり差別せずに對策をとつていかなければならないという一つの原則もございますので、それらの原則とにらみ合わせまして、なし得る限り最大の措置を引揚者に對しまして講じていくべきであると考えている次第であります。 それから結論といたしまして今後政府としてはどういうやり方をしていくつもりであるかということでありますが、これは全力をあげまして、引揚促進に盡力すべきは申すまでもありません。また引揚遅延のために多数の國民が不安と疑惑をもつのあまり、一種の誤解を抱くことになりますと、これは新しく発足したこの憲法のもとにおける日本の再建ということにも影響を及ぼしてくる問題であると思いますので、この點につきましては単なる技術的の問題だけではないと考えて、實は最善を盡しつつある次第であります。 なお政府當局といたしましては、引揚促進を切望する國民の聲は今後ともこれを漏れなく關係方面に御報告し、またそれに基きまして懇請すべきものは懇請いたしたいと考えております。もちろん國會等において採択せられますところの決議であるとか、請願であるとか、陳情であるとかいうものに關しましても十分その意を體しまして、漏れなくこれを關係方面に傳達いたしますとともに、その趣旨に則りまして、最善を盡したいという心組で現在仕事をいたしている次第であります。簡単でございますが、十月二十九日の歴史的な對日理事會における審議を中心といたしまして、併せて政府の事務當局の方の見解を御報告申し上げる次第でございます。
○今村忠助君 ちよつとお伺いしたいのですが、五萬人大體引揚げてくるという囘答を得たというのでありますが、ソ連領にはなお七十萬人がいるように新聞で承知しております。五萬人づつとすればまだ一年以上かかるわけですが、外務省として實際の見透しはどんなものでございましようか。御意見でも結構ですから、この點について伺いたい。
○大野(勝巳)政府委員 ただいまの御見解の通り、五萬人ずつということでまいりますと、十五箇月くらいかかることになります。従つて對日理事會においてシーボルト議長から、この機會に意思表示をするのだがと申されまして、非常に思い切つた数字を實現し得るような、新しい提案とも目されるような意思表示があつたのでありますが、これに對してソヴイエツト連邦といたしまして、ある種の妥協をしてでも歩み寄つてくれるかどうかというところにかかつてくるわけであります。しかしソビエツト官憲においてもこの國民の切なる要望というものが響いていないわけはないのでありますから、やはり國民といたしましても、國會といたしましても、政府といたしましても、従来の方針を少しも変えることなく、あくまでこの問題の促進に誠意を盡して邁進することが、いくらかでもわれわれの希望する方に近く解決し得るゆえんと考えます。従つて對日理事會がありましたあと、ここ二、三箇月という短期の期間を目して事態を判断することなく、やや長期にわたつて、たとえば今後数箇月というような時期を目途として一生懸命この問題の解決に邁進する以外、解決の方法はないように考えるのであります。はなはだ月なみ的なことを申し上げる以外にないことを遺憾に存じますが、これがやはり正道であり、大道からまつすぐ突き進むのが一番効果があるように考えるのであります。
○今村忠助君 これは速記を止めていただきたいと思います。
○安東委員長 速記を止めて。 〔速記中止〕
○安東委員長 それでは在外同胞引揚促進の請願を採択いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○安東委員長 御異議ないものと認めます。これも採択の上は政府の方に送付いたしたいと思います。御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○安東委員長 ではさように決定いたします。 —————————————
○安東委員長 次に日程第六、ソ連領からの引揚促進に關する請願外三十六件、文書表第九五二號、紹介議員岡村利右衞門君。これは去る九月十八日本委員會において採択いたしました第二三三號とほとんど同一趣旨の請願でありますから、やはり採択の上内閣に送付いたしたいと存じます。御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○安東委員長 ではさように決定いたします。 —————————————
○安東委員長 次に日程第八、ソ連領からの復員促進に關する請願、文書表第九五四號、紹介議員、今村忠助君。これも去る八月四日採択いたしました第九號と同一趣旨の請願でありますから、採択の上、内閣に送付いたしたいと存じます。御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○安東委員長 それではさよう決定いたします。 —————————————
○安東委員長 復員廳から荒尾政府委員が出席いたしておりますから、ソ領における同胞の状況を主として聴取いたしたいと存じます。
○荒尾政府委員 速記をお止め願います。
○安東委員長 速記を止めて。 〔速記中止〕
○安東委員長 速記開始。中共地區における同胞引揚促進について、政府としてはいかなる措置をとつておられますか。
○小島説明員 中共地區に残つておる日本人の数につきましては、實はいずれも推定でありまして、総司令部側は約六萬数千というふうに踏んでおります。引揚者によつては十二萬くらいおるというようなことを傳える人もありますが、これはいずれも総合的な数字というものは、ただいまのところでは集めにくい状況で、いずれもハルピンならハルピンの自分の目の届く限りを大ざつぱに踏んだ数字、そのようなものが各地から集まつたものを合計して出てくるのでありまして、結局推定にならざるを得ないのであります。いずれにしても数萬おるだろうということは、ほぼ確實に申し得るのであります。この中共地區からの引揚げは、昨年の九月ごろまだ國民政府軍と中共軍との關係が爆発的な状況までに達していなかつた時代に、當時中國各地にありました軍事三人小組の中にあつたアメリカ人の非常な御斡旋によりまして、國共兩方の間に話合いがついて、當時松花江をはさんで對恃しておつた兩軍の第一線をくぐりまして、約十六萬が南下歸國しておるのでありますが、このような情勢がその後失われまして、ただいま御承知のような非常な緊迫した關係に立至つておるのであります。このような状況下に政府として正式に交渉し得る相手は中國政府だけでありまして、総司令部を通じまして、この問題は正式にも、また口頭をもつても、しばしば速やかなる救出方についての御斡旋を願つておるのであります。中國政府からは、正式な囘答としましては、これまたもつともなことだと思うのでありますが、満洲を修復したら日本人を歸そうという囘答を受取つておるのであります。實際中共軍というものは、正式な交渉相手になりませんので、これ以上いかにしてこれを救出するかという問題は、表向きなかなか考え得ない状況にあるのでございます。中共軍勢力下のすぐ一歩手前の長春からごく最近歸られた方も、ほんの一歩先にある中央軍地域の状況はほとんど承知しておりません。それというのは、國民政府軍治下と中共軍勢力下の間に交通通信というものがほとんど杜絶しておりまして、中共治下から内地への通信も全部禁止されておるという状態であります。従つて中の様子が全然わからないままにただいまおかれておるのであります。たまに作戦の状況なんかによりまして、鴨緑江の方面から相當の数が北鮮に脱出しまして、日本に歸つた方もございますし、満鉄沿線の方に三々五々脱出してこられた方もございいますが、ただいまの状況は、遺憾ながらそのようなごくわずかな脱出者があるのでありまして、これが正式に引揚げ得るように、昨年の軍事三人小組が活躍してくれたような何らかの形で一應日本人の引揚げということを實現するようにという希望をもちまして、われわれは事務當局としていろいろ考えもいたし、工作もいたしておるのでありますが、今のところ遺憾ながら大量な引揚げは早急には望み得ない状況にあるのであります。
○馬場委員 海外引揚げ、なかんずくソ連領からの引揚促進がこの委員會で問題になりましたときに、政府當局に質問かつお願いを申し上げていたのは、ソ連から引揚げる港であるナホトカにはすでに相當量の日本人がおつて住宅にも困る、あるいは寒さに向いますと非常に困るというお話がありましたので、萬國赤十字社を通じ、あるいは日本からそれらの人に對する衣料なり、何かを支給することをお願いすることはできないかということを申し上げたのでありますが、この點について何か御處置をとられたことありや、その結果を一應お伺いしたい。
○大野(勝巳)政府委員 ただいまの御質問に對してお答え申し上げますが、その點に關しましては、政府當局としても御示唆もございましたし、また非常な心配をもつておりまして、従來いろいろな方法を考えまして計畫いたしたのでありますけれども、なかなかうまくはかどりませんでした。しかしながら寒さも非常に厳寒の候にはいつてまいりましたし、これ以上傍観することもできません關係上、これはぜひとも何とか關係方面の御斡旋によつて實現いたしたいという強い希望をもちまして、最近政府においては關係方面に對しまして、さらに正式に残留しておられる方々の越冬のため、ないしは更生のための物資その他の救援方に關しまして、ただいま懇請中でございます。これに對しましてまだ返事をいただいておりませんが、連合國最高司令部としましては、われわれの熱望することに對しては十分の御理解をもつていてくださるというふうな印象をもつております。従つて近く何らかの囘答があるものというふうに期待いたしまして、それがわれわれの熱望しておる方向にイエスと言つて來られる場合においては、ただちに處置がとれるように内々準備をいたしておる次第であります。
○馬場委員 もう一つお伺いいたしますが、萬國赤十字社の好意によつて一部在ソ領邦人からの通信が許されておるのでありますが、今日まで來ておる総量及び萬國赤十字社の好意が容れられて、その他在ソ領邦人に對する手當といいますか、同情というものが行われておるかどうか、萬國赤十字社の好意に對しまして知りたいと思います。
○大野(勝巳)政府委員 ただいまの御質問にお答え申し上げますが、ただいままでのところは現地から参りました通信数は概略三十萬くらいじやないかと記憶いたしております。三十萬あるいは超えておるかも知れないのであります。そこで萬國赤十字社の問題でありますが、ソ連邦にはソ連邦の赤十字社があると思いますが、これは萬國赤十字社に加入しておるかどうかという問題に關しては實ははつきりしておりません。従つて萬國赤十字社を通じて向うの方へいろいろな點をお願いしても、必ずしも通じない面が實はあるかと考えております。それははがきを出す場合におきましては、日本語以外に英語であるとか、あるいはロシヤ語であるとかいうふうに限定がございます。しかしこれはロシヤ語であて名が書かれてあれば、一番届きが早いというふうに考えられますので、外務省あたりでもその點斡旋いたしまして、地方におられる方で現地へはがきを出したいという方については横文字、殊にロシヤ語でもつてあて先を非常に明細に書いてあげられるような機關も現在存在いたしますので、そういう機關の方に斡旋していただいております。今後ともこの點は力を注いでいきたいと考えておる次第であります。
○馬場委員 今までのはがきは、ソ連の赤十字社の好意によるものでありますか。
○大野(勝巳)政府委員 向うからまいりますものは、ソ連の赤十字社の好意であると考えております。 —————————————
○安東委員長 日程第九、キリスト教徒の海外移民許可助成の請願、文書表第九六二號、今村忠助君紹介。今村忠助君。
○今村忠助君 この問題を私が紹介いたしましたのは、大體講和條約の結ばれる前においてかようなことは當然不可能のことと一應は考えるのでありますが、過日英國の議員團が日本へ参りました際に、十月二十三日と新聞にあるのでありますが、英國大使館における連合國記者團との會見の際において、非常に過剰人口に悩む日本のことであるから、適當な地域の移民が可能であろうかしらんという個人的の意見の開陳があつたのであります。つまり講和條約におそらく日本の移民問題も取上げられると思うのでありますし、また上げてもらわなければならぬと思うのでありますが、それに對してかような請願は一つの参考になりはしないかという點もあつて紹介したものであります。大體この請願は日本キリスト教精神教化團というものを長野縣下において組織いたしまして、かつてニユーギニアに行つておつたことのある經験から、キリスト教徒を南洋の無人島に近い大きな島、たとえばニユーギニアのようなところへ移住する許可を與えてもらいたい。それには純粋のキリスト教徒、たとえば過去において軍閥の手先となつて侵略行為に躍つたというようなことの毛頭ないというような建前の者だけを選んで連れていくから、ぜひとも許可をしてもらいたいという趣旨の請願であります。ちようど清教徒の人たちがアメリカ開発のために渡つたと同じような心境で、南方の新天地によき生活の根拠地をつくりたいという趣旨からの請願でございます。ただちに、先ほど申します通り、講和條約の結ばれぬ今日どうということにならぬかもしれませんが、せひこの意のあるところをとつていただいて、少くとも講和條約等にこれらの問題が解決して、言いかえれば日本人が地域を限つてでも結構である。また宗教的な今いうキリスト教信者という一つの條件があつてもいたし方ないと思いますが、何とかして海外に出る途の開かれるようなことを、講和會議等の場合において外務當局においても盡力していただきたいというような意味を含めて、請願しておるものであります。
○安東委員長 本請願に關し、政府委員の意見を聴取いたしたいと思います。
○與謝野政府委員 日本人の海外移住の問題は、わが國の将來の問題に關連いたしまして、非常に重要な問題でありますが、今日わが國のおかれております地位と申しますか、これに鑑みまして、現在のところまだこれを取上げて論議する域に達しておらないのでありまして、これがキリスト教徒の移民であればかまわぬであろう、例外になるかと申しますと、やはりこれはキリスト教徒といえども例外とならず、現在ではまだこれを論議することは、時期尚早と考えるのであります。ただ将來日本人の海外移住が許される。つまり日本の國際社會への復歸が實現し、海外移住が許されるというような場合におきましては、政府といたしましても全般的に日本人の海外移住という問題を眞剣に取上げ、奨励助長すべきものだと考えるのであります。この場合キリスト教徒に特別のフエバーを與えるということは、宗教上の差別による特権を與えるというようなことになるおそれもあろうかと思のでありますが、しかしながらわが國の移民を受け入れる方の國におきまして、特にキリスト教徒を歓迎する。またキリスト教徒ならば優先的に便宜を與えてくれるというような状況がありましたならば、政府といたしましても、特にキリスト教徒の移民ということについても、これが助長をはからなければならないと考えておる次第であります。
○今村忠助君 今囘の講和條約はすでに傳えられるところによると、こちらの側から希望等というものは當然願い出ることは不可能のものであると、一應了承しておるのでありますが、ただ問題によりまして、つまり性質によつて認めてもらうことによつて、むしろ國際間の平和ということに貢献し得るような問題、たとえばこれだけの過剰人口を國内に維持していくということになりますれば、非常な困難が伴いますから、いきおいこれに關連して政治的に、進んでは國際的に問題になるようなことが、将來國内に起きないとも限らぬと思います。できれば最も平和的に、しかも合法的に、ここにもありますような、無人島に近いような島に、生活を求めていくものを出す。しかもそれがそこへ行つて、侵略的な態度でやらないというような意味のことを、むしろ積極的に先方へ希望して、講和條約等の場合においては、今言うある地域の限定であるとか、渡航者の條件は當然あるものとしても、やはり一つのはけ口を認めてもらうことは、非常に重要なことではないかと思います。これらのことにつきまして必ずしも今ここでは一應移民の問題を申したのでありますが、その他の問題においても日本が今後講和條約締結語後において、文化國家として、しかも國民が平和に生活のでき得るというようなことに必要な事項が、他にもあろうかと思うのでありますが、それ等を最も平穏にというか、無理のないように、講和條約前に友好的態度をとつてくれる側に、これらを願い出たらどうかというような気がいたすのであります。これらのことは一應の意見でありますけれども、外務省においてもさようなことがあつてもいいように思うのであります。これはまつたく御意見だけを承るようなことでありますけれどもいかなるものでございましようか。
○與謝野政府委員 ただいまの御意見は、私ども非常に多大の参考になると思うのでありますが、私どもから講和條約にこういうことを申し出たらいいと今日申述べるのは、少し機微にわたりますので、お許しを願いたいと思います。
○安東委員長 ほかに御意見はありませんか——御意見がございませんでしたならば、本請願は採択を延期いたしたいと思います。御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○安東委員長 さよう決定いたします。 本日はこれをもつて散會いたします。午後三時六分散會