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1回国会衆議院1947/09/16

海外同胞引揚に関する特別委員会 第7号

発言数
8
登壇者
2
会派数
1
開催日
1947/09/16

会議録

天野久民主党

○天野委員長 それではこれから會議を開きます。  本日お集まりを願いましたのは、この衆議院の引揚特別委員會におきまして引揚地の舞鶴及び函館へ引揚げの状況その他の視察に委員を派遣いたしたいと思いますが、その件についお諮りいたします。委員を派遣いたすことについていかがですか。

天野久民主党

○天野委員長 御異議がないようでありますから派遣することにいたしたいと思います。員數はどのくらいにいたしたものでしようか。

村瀬宣親民主党

○村瀬委員 三名ないし五名希望のところにやつていただいたらどうですか。

天野久民主党

○天野委員長 それでは一箇所三名ないし五名以内の程度で、希望者その他の點もありましようが、それで決定いたすことにいたしたいと思います。それでこれは衆議院規則第五十五條によりまして、議長の承認を經ることになつておりますから、承認を經ましたところで確定いたすことにいたします。そこで出張する日取ですが、これは入港の豫定をよく尋ねてお知らせすることにいたします。それでは御出張願う方々はどんなふうにきめますか。

村瀬宣親民主党

○村瀬委員 委員長の方で適當に指名していただきたい。

天野久民主党

○天野委員長 委員長において適當に指名して差支えございませんか。

天野久民主党

○天野委員長 それではそういうことにいたします。  それから續いて岩手縣の海外殘留同胞引揚促進同盟一同からここに感謝状がまいつております。それを讀み上げます。  八月十五日終戰記念日第三囘を迎ふるに當りまして海外の同胞還元は未だに解決せぬことは痛恨に堪えません。終戰後の歴代内閣は問題を解決する為に相當苦心を拂はれましたるにもかかわらず、今日尚百萬の同胞は祖國の再建を祈りつつ辛慘と苦惱の下に虐待せられてゐるのであります。又それらの留守家族の困憊は現在の經濟界に於て見るに偲びぬ悶苦に沈んでをりますことは、新憲法治下の日本に取りまして最大の恨事として遺憾の極みであります。片山總理は新日本建設協議會の席上に於て、海外に在る百萬餘の同胞を速かに還し、それ等の留守家族遺家族に對して最低の生活を保證すと述べてをりますので、吾々は大きな期待を掛けて日本再建の礎を樹立して下さる日を鶴首して參りましたが、今年も夏既に過ぎ恐るべき北國の冬は又もや目睫に迫つて參りました。吾々には今年の冬を越させたくないと云ふ念願を抱いて要路に陳情嘆願してゐるのであります。 此の時に當り八月十五日貴委員長殿の熟誠なる提案が衆議院本會議に上程されまして、全會一致を以て海外殘留同胞引揚促進の決議が可決されました事は、全國數百萬の留守家族にとりまして誠に感激に堪えないものがあります。 就きましては國民總意の決議に對しまして、政府をして此の際強力な施策を以て問題解決に邁進せしめて頂くやう充分の御督勵下され、全國民の翼希する光明ある日本再建樹立の速やかな到來を切望致し、茲に岩手縣殘留者二萬留守家族を代表致しまして委員長殿に對し誠心熱意感謝を表する次第であります。   昭和二十二年八月二十日        盛岡市菜園二三          岩手縣海外殘留同胞引揚促進同盟  こういう感謝状がまいつております。ちよつと速記を止めて……。

天野久民主党

○天野委員長 本日はこれで委員會を閉じることにいたします。    午前十一時五十三分散會

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