隠退蔵物資等に関する特別委員会 第22号
- 発言数
- 10 件
- 登壇者
- 3 名
- 会派数
- 2
- 開催日
- 1947/11/11
会議録
○加藤委員長 これより會議を開きます。木村君。
○木村(公)委員 本委員會が結成されましてから、地方、中央におけるところの摘發物資の數量というものが、實に想像外に多かつたことは、私は國家のために欣幸にたえないと思うのでありますが、ただ一つここでお互いが心すべきであろうと思いますのは、大體正規のルートであると稱せられるものの中にも實はそれは形式上、正規のルートから流れておるような形式をとつておりますけれども、實質においては隱退藏あるいは遊休物資が多いのでありますが、それとは逆に形式、實質ともにまつたく隱退藏でないということが當局の手によつて明らかにされたものも百に一つ千に一つ、萬に一つくらいはあるのでありまして、私の經驗においても、たくさんのうちでただ一つではありますが、あつたのであります。それは當局からはつきり指示されておるのですが、その後しかしながら杳としてそういう事實の分明になつた後においても封印の解除もなされず摘發當局がその問題にタツチすることも好まず、結局何とも處分しようもなく、正式ルートに配給する途もなく、いまだに眠つておるというような状態のものがあるのでありますが、そういう場合には速やかにそれを、たとえば摘發物資であるならは適當な方法をもつて、それを速やかに配給ルートにのせるとか、あるいは摘發物資であらざることが分明になつた場合には、これまた適當な處置をとるとか何とかしないと、結局われわれの所期の目的であるところの速やかに全國民に公平なる分配をするということと背馳するような結果になるおそれがありますので、この點については本日は政府委員がおられませんが、委員長あたりは御如才ありますまいけれども、お心得くださいまして、摘發物資であるとした場合には速やに手を打つ。そうでなかつた場合にはこれまた速やかに適當な手を打つて、できるだけ速やかに處理をいただくということが大事ではないかと思いますので、この機會に申し上げておきたいと思います。
○加藤委員長 それではただいまの木村委員の御發言は、事實をお示し願いまして安定本部當局から次の機會に詳細御報告を願うように取計らいます。九州方面各地に相當大量の隱退藏物資と思われる物資が在存しておるという情報を得ておりまするので、これは特に急速を要する關係から調査委員を派遣したいと存じまするが、御異議ございませんか。
○加藤委員長 御異議なければ委員を派遣することに決定いたします。つきましては委員の數は何名ほどにいたしますか。
○加藤委員長 それでは委員の數、氏名は委員長に御一任をお願いたすことにいたしますが御異議ございませんか。
○加藤委員長 それではそのように取計らいます。なお出發の期日等につきましては議院運營委員會の關係もありまするので、この點も委員長に御一任を願いたいと思いますが、御異議ありませんか。
○加藤委員長 異議なければさように決定いたします。
○鍛冶委員 東北の方も一緒に決定したらどうですか。
○加藤委員長 東北地方におきましても、宮城縣、岩手縣、山形縣地方にやはり相當莫大の重要物資の所在が情報として提供されておるわけであります。これらの點についても委員を派遣して調査に當りたいと思いますが、この委員の數、氏名、出發の期日等は委員長に御一任を願いまして御異議ございませんか。
○加藤委員長 それではそのように取計らいます。 本日はこれをもつて散會いたします。 午後二時十分散會