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一橋大学教授参議院
総発言数
15
直近の所属会派
直近の役職
一橋大学教授
直近の発言日
1990/04/20

政策テーマ別の発言量

テーマ代表語との共起件数

※ 発言者名とテーマ代表語1語の共起件数です。全期間が対象ですが、表記ゆれや 同音異義語を含むため、関心の強さを厳密に測る指標ではありません。

よく発言している会議

直近 15 件の標本
  • 外交・総合安全保障に関する調査会15 件・100%

※ 全 15 件のうち直近 15 件のみを集計した標本値です。

発言履歴

15 15 を表示
一橋大学教授1990/04/20

118参議院 外交・総合安全保障に関する調査会 第4号

○参考人(野林健君) 一橋大学の野林でございます。 ただいま井上先生から主として経済学の立場からお話を伺ったわけでございますけれども、私はあえてレッテルをつけるとすれば国際政治学者でございますので、主として政治学的な関心からお話しさせていただきたいというふうに思います。 私のテーマは、日米構造障壁問題協議及び最近欧米で盛んになりつつあると言われている日本異質論、日本は非常に変わった国だという議論、この二つを絡ませながらお話しさせていただ…

一橋大学教授1990/04/20

118参議院 外交・総合安全保障に関する調査会 第4号

○参考人(野林健君) 平野先生の御質問につきましては、一言で申しますならば私も全く同感でありまして、ますます日本経済は効率的になるだろうというふうに思います。 ただ、そこで大事なことはと申しますか、それはそう日本も急激には変われない。特に黒船来航のときは日本は全く予期もしなかったわけですし、戦後の問題についてはやはり力関係が全然違ったわけでございます。今回は、ある意味で日本は非常に強いから攻められているという部分もあ るわけで、随分そう…

一橋大学教授1990/04/20

118参議院 外交・総合安全保障に関する調査会 第4号

○参考人(野林健君) そのような政治的に許容し得る水準になるとしても恐らく数年先であろうと思いますし、その問題に絡んでは円とドルの問題、あるいは日米両国経済のこれからの推移といういろんな不確定要因があるわけでございますけれども、あえて今の時点で申しますと、先ほど井上先生も御指摘になりました三百億ドルあたりかなと。しかし、これがどんと下がるということはまずあり得ないわけで、やはり何年間かかかって段階的に下がっていくという形で、ソフトランデ…

一橋大学教授1990/04/20

118参議院 外交・総合安全保障に関する調査会 第4号

○参考人(野林健君) 今の御質問の最後の部分をもう一度お願いできますでしょうか。

一橋大学教授1990/04/20

118参議院 外交・総合安全保障に関する調査会 第4号

○参考人(野林健君) 今度の構造協議の中でも議論はされていたと思いますけれども、アメリカの資本主義のシステムに日本の資本主義のシステムが同一化されなければならないという議論あるいは問題意識は両国の政府当局者にはないと思います。むしろ中間報告に書かれていること、あるいはそれに直接書かれてはいなくとも議論が大いにされたであろう、そしてアメリカ側もかなりうなずいたであろうということの一つは、日本的経営のいいところはむしろアメリカ側も学ぶべきと…

一橋大学教授1990/04/20

118参議院 外交・総合安全保障に関する調査会 第4号

○参考人(野林健君) アメリカはこれまで一般的に貿易問題が、大統領選挙あるいは中間選挙のような大きな選挙のときに第一番目の問題になったことはなかったわけでございます。前回の大統領選挙のときそれがなりかけましたけれども、結局ゲッパートは保護主義的なことを言い過ぎて途中でダウンしてしまったということで、私は基本的には貿易問題が選挙の第一番の問題になることは少ないだろうと思います。しかし、意図的にそういうことを考える向きもあるのは事実でありま…

一橋大学教授1990/04/20

118参議院 外交・総合安全保障に関する調査会 第4号

○参考人(野林健君) 不動産会社、特に中小の不動産業者さんたちの仕事の口といいますか、それは減るんじゃないかと思います。日本において余りうまみがなくなると、アメリカにおいてもうまみがなくなるというようなことはあるかもしれませんけれども、大きな流れとしては、特に強いインパクトというのはないような気がいたします。

一橋大学教授1990/04/20

118参議院 外交・総合安全保障に関する調査会 第4号

○参考人(野林健君) 買い物ツアーという表現がいいかどうかわかりませんけれども、ともかくアメリカで庶民が買う金額は、そもそもトータルとして非常に少ないわけですから、大勢には何ら影響はないというふうに思います。品性がどうのこうのということは、またこれは別の問題ですけれども、今まで貧しい日本人がやっとここまでになれたということで、それを余り神経質に考え過ぎてもどうかなという気もいたしますが、悪い評判は一つでも少ない方がいいという意味からすれ…

一橋大学教授1990/04/20

118参議院 外交・総合安全保障に関する調査会 第4号

○参考人(野林健君) 法律の改正は、やろうと思えばできるわけでございます。それから、組織の面から申しますと、公取は余りにも貧弱過ぎるということで、これは強い権限を与えるためには数も多くしなければいけませんし、いろいろな省庁からの出向というような形でうやむやにすることはよくないというふうに思います。 それから、これは、もっと広い意味での法律というものに関する風土の違いというのは日本とアメリカは随分違うわけで、これは北村先生の方がお詳しいこ…

一橋大学教授1990/04/20

118参議院 外交・総合安全保障に関する調査会 第4号

○参考人(野林健君) 私はまだ四十代でございますので、そう長い間日本で生きているわけではございませんが、しかし、日本がお金持ちになったといいますか、土地の問題を別としまして、日本人が豊かになった。これは日本の歴史始まって以来ということだと思いますし、その豊かになった経験そのものが非常に短いというふうに思います。 したがいまして、これから日本がどうなっていくのかということについては、日本人自身ある程度長い目で見なければ、日本は非常に文化レ…

一橋大学教授1990/04/20

118参議院 外交・総合安全保障に関する調査会 第4号

○参考人(野林健君) 一言で申せば、戦後の日本には国際的に通用するビジョンがなかったということだと思います。しかし、それはある意味でやむを得ないところがあって、とてもそんな大それたことなど考える余裕がなかったということだと思います。しかし今、ある意味で日本人がまだ我々はこの程度だと思っているよりも、世界の日本に対する目が随分、日本はもうこのあたりだというところになってきていると思います。このギャップ、日本人からいえば過大に評価されている…

一橋大学教授1990/04/20

118参議院 外交・総合安全保障に関する調査会 第4号

○参考人(野林健君) 外圧を通して国内政治を進めるというのは、最初はそういうことを日本側は意図したわけではないのですけれども、結果的に、最近は外圧を期待する向きが政府内部あるいは官僚機構の内部にもあるという見方が出てきて、私もそうかなというふうに思います。政治のリーダーシップの形として、大統領型と申しますか、アメリカ、フランスのような、あるいは最近はソ連も入れた方がいいかもしれませんけれども、そういう政治のシステムではないので、外圧があ…

一橋大学教授1990/04/20

118参議院 外交・総合安全保障に関する調査会 第4号

○参考人(野林健君) 日米がビジネスのルールにおいて特殊な関係になり過ぎてはならない、それは結果的に他の諸国、それはECなどの先進国のみならず、ある意味で非常に日本にとって重要である途上国をも差別する危険がある。こういうことは肝に銘じておかなければならないと思います。 そういう意味で、日米構造協議の中には確かに日米だけがお互いに優遇し合うといいますか、そういう面があるというよりも日本だけがアメリカに譲るという面はあると思います。しかし、…

一橋大学教授1990/04/20

118参議院 外交・総合安全保障に関する調査会 第4号

○参考人(野林健君) いろいろな御指摘がありまして、私十分にお答えできるかどうか自信ございませんけれども、日本人が錯覚していることがあると思います。それは一つは、日本人は随分アメリカのことを知っているという意識があると思います。これだけ情報がありますし、今は若い人もアメリカに気楽に行ける時代ですし、そういう意味で、またアメリカのいろいろな研究なども、学者その他大変数はふえているんです。したがって日本人はアメリカをかなり知っているというふ…

一橋大学教授1990/04/20

118参議院 外交・総合安全保障に関する調査会 第4号

○参考人(野林健君) 先ほど、族議員云々というような御指摘がございました。私はいささか余りにもリアリスティック過ぎるのかもしれませんけれども、アメリカもそういう政治のメカニズムであって、族議員があるのが民主主義のある側面であるという事実はやはり忘れてはならないというふうに思います。そういういろいろな利害をどう国益あるいは国際益という観点から調整をしていくのかというのが政治であって、やはり基本的にはいろいろな個々の社会集団の利益の表現とい…