P政策ポータルPOLICY PORTALウォッチ ☆
東京大学社会科学研究所教授参議院
総発言数
14 件
直近の所属会派
—
直近の役職
東京大学社会科学研究所教授
直近の発言日
2003/06/03

政策テーマ別の発言量

テーマ代表語との共起件数

※ 発言者名とテーマ代表語1語の共起件数です。全期間が対象ですが、表記ゆれや 同音異義語を含むため、関心の強さを厳密に測る指標ではありません。

よく発言している会議

直近 14 件の標本
  • 文教科学委員会14 件・100%

※ 全 14 件のうち直近 14 件のみを集計した標本値です。

発言履歴

14 件中 14 件を表示
東京大学社会科学研究所教授2003/06/03

第156回 参議院 文教科学委員会 第17号

○参考人(田端博邦君) 東京大学の田端博邦でございます。 国立大学法人法案、私は若干危惧の念を持ってこの間観察してまいりましたけれども、一研究者としての立場で意見を述べさせていただきます。主として、国立大学法人法案の客観的な性質について意見を述べさせていただきたいと存じます。 まず、国立大学の法人化問題の経緯について触れた上で、この法案の基本的な仕組みを分析し、最後に移行等にかかわる問題に触れることにいたします。 まず、法案の経緯につい…

東京大学社会科学研究所教授2003/06/03

第156回 参議院 文教科学委員会 第17号

○参考人(田端博邦君) 大臣の関与の問題に関する御質問でございますけれども、私の考えでは、国費を投入しているから一定の最小限の関与が必要だという問題につきましては、先ほどの意見陳述で申し上げましたんですけれども、必ずしも中期目標を文部大臣が定めるということにはならない。 具体的に言いますと、国費を投入してそれについて適正な支出がされているかどうか、これはやはりきちっと監査をする必要があります。しかし、どういう研究や教育についてお金が使わ…

東京大学社会科学研究所教授2003/06/03

第156回 参議院 文教科学委員会 第17号

○参考人(田端博邦君) 改革がいいかどうかということですね、問題でありまして、改革の内容が問題だというふうに思います。 それで、現在の法案の中身に盛り込まれております改革は、国立大学の教育研究の現場から見ますと非常に問題が多いというふうに考えております。現状がこれでいいんだというふうには必ずしも考えておりませんけれども、あるべき改革というものは別の方向で考えるべきではないか。 例えば、具体的に言いますと、私は、高等教育に関しましては、基…

東京大学社会科学研究所教授2003/06/03

第156回 参議院 文教科学委員会 第17号

○参考人(田端博邦君) 中期目標の届出ということですね。大臣が定めるという方式よりも私は望ましいと考えています。ただ、届出の受理が自動的に受理されるというような形に制度を作る必要はあると思いますけれども。

東京大学社会科学研究所教授2003/06/03

第156回 参議院 文教科学委員会 第17号

○参考人(田端博邦君) 中期目標の制度を法律的に定めた場合は、そのような素案段階といいますかね、から公表するという方式は望ましいと思いますね。

東京大学社会科学研究所教授2003/06/03

第156回 参議院 文教科学委員会 第17号

○参考人(田端博邦君) 私立大学についても運営費交付金的な交付金をすべきだという御意見でしょうか。

東京大学社会科学研究所教授2003/06/03

第156回 参議院 文教科学委員会 第17号

○参考人(田端博邦君) 私の考えは先ほど述べましたように、今の問題については賛成の考えであります。 基本的には、公教育一般がそうでございますけれども、高等教育における教育や研究の活動というものは市場ベースでは成り立たないと考えております、私は。いや、理論上はそれでもやれますけれども、そうしますと学生の負担は非常に膨大なものになることになりますので、そういうふうにすべきではないと考えておりますので、本来の在り方としては、私立大学を含めて公…

東京大学社会科学研究所教授2003/06/03

第156回 参議院 文教科学委員会 第17号

○参考人(田端博邦君) 私は社会科学分野でございますので、そういう経験がないので何とも言えないんですけれども、直観的には余り望ましくないと考えております。 それから、高等教育の財源について言いますと、国際比較的に見まして、アメリカを含めて欧米諸国の大学も、日本の大学ですね、やはり公財政の部分が非常に圧倒的な部分を占めておりまして、産業界からの財源の提供という割合はそれほど高くないですね。ですから、余りにそちらの方に傾斜するように考えるの…

東京大学社会科学研究所教授2003/06/03

第156回 参議院 文教科学委員会 第17号

○参考人(田端博邦君) 私は実は研究所に勤めておりますので、大学院生しか付き合っておりませんので、恐らくイメージされている学生が違うかもしれないんですけれども、私自身は、学生を大学の一つの主役としてしかるべく位置付けることは当然必要である、場合によったら管理運営に関してもボードのようなものに学生が参加するということもあり得る。これはドイツ、フランスなどそういう制度もございますということでございます。 それから、ただ、今御議論になっておら…

東京大学社会科学研究所教授2003/06/03

第156回 参議院 文教科学委員会 第17号

○参考人(田端博邦君) 恐らく、現段階では適切な評価の基準や方法は確立していないと思います。ですから、法人化をして評価制度を取り入れるというふうにした場合に、うまくは回らないのではないかと私は考えております。 一般的に言いますと、研究評価というものについて言いますと、研究者にとっては学会の中での活動において非常に激しい競争と評価があるわけですね。ですから、それと別に行政的な手続において評価をするというような作業が本当に研究者の研究という…

東京大学社会科学研究所教授2003/06/03

第156回 参議院 文教科学委員会 第17号

○参考人(田端博邦君) 基本的には、研究、教育の自由というものが確保されるというのがあらゆる形態の改革の枢要な点だと思います、大学について言いますと。それを侵すような形の改革というのは改革としては望ましくないと考えております。 それから、改革のバラエティーという点でいえば、法人化ということも一つの選択肢としてはあり得ると思いますけれども、今回の法案の法人化では様々な問題がありまして、いわゆる間接方式と言われる方式になった問題とか、それか…

東京大学社会科学研究所教授2003/06/03

第156回 参議院 文教科学委員会 第17号

○参考人(田端博邦君) 教官の非公務員化につきましては、法律制度の面からいいますと、教特法の適用がなくなるということで、学問の自由を守ってきた身分保障がなくなるとか、それから、教特法の中に実は人事権についての教授会の権限などが書かれておりますので、あるいは学長の選考、評議会による選考とか大学の自治の枠組みもなくなるということで、それ自体非公務員化することで学問の自由を保障する身分保障と同時に大学の自治を保障する法システムというものが揺ら…

東京大学社会科学研究所教授2003/06/03

第156回 参議院 文教科学委員会 第17号

○参考人(田端博邦君) 参考人の糟谷さんが屋上屋を重ねるというふうに言われたんですけれども、私も同様に考えておりまして、管理運営組織そのものは余りよくできていないというふうに考えています。 特に、教育研究の現場で働いています教員ないし職員の大学の管理運営に関する発言力が非常に弱まるという仕組みになっているんですね。大学の財務、会計というのは、大学の、法人化した場合には法人の運営に言わば生命線を握るような非常に重要な問題ですけれども、そう…

東京大学社会科学研究所教授2003/06/03

第156回 参議院 文教科学委員会 第17号

○参考人(田端博邦君) 評価については、数量的な評価は一番客観的だと言われておりまして、論文数であるとか論文引用件数とかと、こういうふうな尺度は通常用いられるんですけれども、その方式は、致命的な欠陥は質ですね。引用度ということで大筋はできるんですけれども、本当にイノベーティブな研究といいますか、まだ学会のメーンストリームになっていないような研究、こういうものはある意味で見落とされるということがありますので、評価の方式も使い方だと思います…