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早稲田大学法学部教授参議院
総発言数
15
直近の所属会派
直近の役職
早稲田大学法学部教授
直近の発言日
1985/05/30

政策テーマ別の発言量

テーマ代表語との共起件数

※ 発言者名とテーマ代表語1語の共起件数です。全期間が対象ですが、表記ゆれや 同音異義語を含むため、関心の強さを厳密に測る指標ではありません。

よく発言している会議

直近 15 件の標本
  • 文教委員会15 件・100%

※ 全 15 件のうち直近 15 件のみを集計した標本値です。

発言履歴

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早稲田大学法学部教授1985/05/30

102参議院 文教委員会 第9号

○参考人(土井輝生君) 御紹介いただきました土井でございます。 初めに、本日参考人としてお呼びいただきまして、私のささやかな意見を述べさせていただく機会をお与えいただきましたことを感謝申し上げます。 私は、主として今御審議の著作権法の一部改正法律案を国際的な整合性の立場から賛意を述べさせていただきたいと思います。 私は、個人のことを申し上げまして恐縮でございますけれども、我が国で初めてコンピュータープログラムの法的保護につきまして審議が…

早稲田大学法学部教授1985/05/30

102参議院 文教委員会 第9号

○参考人(土井輝生君) それでは私の意見を申し上げたいと思います。 著作権のコンピュータープログラムを著作物として著作権法で保護した場合に期間が長過ぎるのではないかというのが国内でも議論されておりますが、国際的にも先ほど私が申し上げました一九八三年の六月にジュネーブのパリ同盟の専門家会議で取り上げられましたソフトウェアの保護条約素案の議場におきましてもそういう意見が出たわけであります。私は著作物の保護期間、著作権の保護期間が長くてもちっ…

早稲田大学法学部教授1985/05/30

102参議院 文教委員会 第9号

○参考人(土井輝生君) 登録制度につきまして御質問ございましたんですが、簡単に私が個人的に考えていることを申し上げたいと思います。 基本的には今度の改正法律案の第七十六条の二に定められております登録制度は「創作年月日の登録」でございまして、そして、その登録の法的な効力はただ単に「その登録に係る年月日において創作があったものと推定する。」こうなっておるだけでありますので、私の理解ではこの登録制度自体はコンピュータープログラムの実態的な保護…

早稲田大学法学部教授1985/05/30

102参議院 文教委員会 第9号

○参考人(土井輝生君) 私の、今の技術の進展とそれから著作権の将来の問題につきまして、ささやかな意見を申し上げたいと思います。 私のような学界の者にとりましては、一つは過去におきまして、ごく最近、アメリカとか日本のパーソナルコンピューターのメーカーとかあるいはビデオゲーム業界の会社が著作権保護の努力を法廷において求められましたように、一つは、過去の著作権の歴史を考えますと、新しい技術が出てくると何か新しい著作権の問題が出てくるわけでござ…

早稲田大学法学部教授1985/05/30

102参議院 文教委員会 第9号

○参考人(土井輝生君) 非常に基本的な問題を御質問でございますので、私、御満足のいくようなお答えができるかどうかわかりませんけれども、コンピュータープログラムの著作権保護はあくまで表現の形態の保護でございまして、中の基本的なアイデアとか基本的な技術思想の保護には及ばないわけでございますので、あくまでも特にコンピュータープログラムの保護につきましては複製権が一番重要だと思います。といいますのは、著作権保護はあくまでプログラムの無断コピーだ…

早稲田大学法学部教授1985/05/30

102参議院 文教委員会 第9号

○参考人(土井輝生君) 気がつきましたところを簡単にお答え申し上げたいと思います。 世界各国の主要国が、特にコンピューターの産業のある国それからそれを利用する国におきまして著作権保護で大体統一といいますか、著作権保護でいくことになりますと契約実務の上で著作権保護を基盤にした技術移転とか、ライセンスの契約とか、そういう契約が可能でありますので、保護はそれぞれの国で別個に独立して行われますから細かい点については異なるところがあると思いますけ…

早稲田大学法学部教授1985/05/30

102参議院 文教委員会 第9号

○参考人(土井輝生君) コンピュータープログラムの著作権保護自体につきましては、既存の著作権法のもとで先ほど申し上げましたように著作物の定義が広く、そして複製の定義が広ければ十分に保護されるわけでございます。したがいまして、早急な著作権法改正は必要でないと思いますけれども、今回の改正はそのことを法律の中に織り込みまして定義を設けると、そうしたその他付随的に必要な規定を設けることによりまして、特にコンピュータープログラムの実際の著作権侵害…

早稲田大学法学部教授1985/05/30

102参議院 文教委員会 第9号

○参考人(土井輝生君) 全く矛盾しておりません。判決を確認したという形をとっておると思います。

早稲田大学法学部教授1985/05/30

102参議院 文教委員会 第9号

○参考人(土井輝生君) 一言お答え申し上げます。 著作権法とは別個にプログラム権法という特別法による保護が考えられておりましたけれども、それが好ましくないとかあるいはそれは必要でないという理由は、一昨年六月にジュネーブの世界知的所有権機関で開かれましたパリ同盟の専門家委員会におきまして、そこに提出されましたソフトウェア保護条約草案の検討を無期延期しましてそれを早急に検討を続ける必要はないという結論に達しましたその理由と全く同じだろうと思…

早稲田大学法学部教授1985/05/30

102参議院 文教委員会 第9号

○参考人(土井輝生君) 一言お答え申し上げます。 私も半導体チップの無断複製に対する保護は著作権法で可能だと思いました。現実にある外国の会社の代理人から相談を受けましたときに、著作権法でやってやれないことはないだろう、コンピュータープログラムの場合と同じように裁判所に訴えを提起して、そして裁判所に意見をまず出させるべきだという意見を述べたことがございます。これは三年ぐらい前のことでございます。ところがアメリカの著作権法のもとで、アメリカ…

早稲田大学法学部教授1985/05/30

102参議院 文教委員会 第9号

○参考人(土井輝生君) お答え申し上げます。 著作権保護は表現の形態でございますから、したがいまして、コンピュータープログラムの保護は既存のプログラムを無断コピーすることに対する保護でございます。したがいまして、そのプログラムの中に入っている技術思想を取り入れまして、そして別にプログラムを保護することには保護が及びませんので、したがいまして、御質問のようにあるプログラムの中の基本的なアイデアが非常によく知られるようになりましたら、だれで…

早稲田大学法学部教授1985/05/30

102参議院 文教委員会 第9号

○参考人(土井輝生君) 私も同じ意見でございまして、著作権侵害になりますためには、被告が原告の著作物を見てつくったということと、それから被告の著作物が原告の著作物と実質的に類似してないといけないという、その二つの要件が充足されて初めて著作権侵害になるわけでございます。したがいまして、私が他人のコンピュータープログラムを見てつくることは、これはプログラムが公にされておれば十分できますけれども、その中のアイデアを取り入れて別にプログラムをつ…

早稲田大学法学部教授1985/05/30

102参議院 文教委員会 第9号

○参考人(土井輝生君) 私は創作年月日の登録につきまして何を寄託すればよろしいかという問題につきましては、登録を受け付ける官庁の便宜と、それから登録されたプログラムの秘密を保護するというその二点から考慮すべきだと思います。それで、オブジェクトプログラムを寄託するということには十分な理由があるんではないかと思います。重要なことは、何年何月何日に創作されたプログラムが何であるかという同一性が確認されればよろしいんではないかと思います。

早稲田大学法学部教授1985/05/30

102参議院 文教委員会 第9号

○参考人(土井輝生君) 企業で仕事をするプログラマー、従業員の保護につきましては、基本的には契約によって自分たちの権利を保護すべきだと思います。それは映画の作成に従事する従業員と全く立場は同じだと思います。 そして、第十五条にこれは著作者を法人とするということになっておりまして、しかも「勤務規則その他に別段の定めがない限り」でございますから、もし従業者が、プログラマーが、自分が著作者でありたいと考えれば、雇用契約によってプログラマーを著…

早稲田大学法学部教授1985/05/30

102参議院 文教委員会 第9号

○参考人(土井輝生君) 私は特別に、コンピュータープログラムの著作権保護に関する限りは、これは無断複製に対する保護でありまして、そして保護を実現するのは裁判でございますから、それで登録はあくまでも創作年月日の証拠を残すというだけでございますから、この著作権法及び改正法律案を見ます限りは、そういう各省庁間の連係を必要とするような問題はないんではないかと思います。